今日の夕飯はパスタでした。
ペペロンチーノ、と言いたいところですが、うちは辛いのが苦手な家族がいるので、アーリオ・オーリオ(にんにくとオリーブオイル)です。
冷凍えびでちょっと豪華に。
ペペロンチーノ(アーリオ・オーリオ)を作るときに気をつけていること
シンプルなだけに、私にとって難しいパスタ料理です。
失敗しないよう、こんなことに気をつけています
にんにくを均一に刻む
大小大きさが異なると、炒めている間に色づきがいがバラバラになるのでできるだけ均一に刻むようにしています。
にんにくの粒をそれぞれ適当な大きさに切って冷凍しておくと、刻むのが楽です。
にんにくとオリーブオイルはコールドスタートで
コールドスタートとは、フライパンが冷たいうちに食材を入れてから火にかける、ということです。
熱したフライパンににんにくを入れて炒めると、あっという間に焦げてしまいますので、火にかける前にフライパンに投入しています。
にんにくは弱火でじっくり炒める
みじん切りのにんにくはあっという間に焦げます。焦げるといやな苦味が出てパスタが台無しになるので、ここは特に注意しています。
パスタの茹で上がりとソースの出来上がりのタイミング
パスタ料理全般で気をつけなければならず、一番むずかしいのがここかな、と思います。
パスタが茹で上がったときに、ソースが仕上がっていないとすべてが台無しになります。
一方、ソースは保温しておけば多少待たせてもなんとかなりますので、パスタの茹で上がりジャストよりも気持ち早めに仕上がるように作っています。
Jars(ジャス)/EPURE パスタボウル 1857年にフランスのリヨンで創設された伝統ある窯元
困った時の茹で汁
初めてペペロンチーノを作った時、見事にバサバサのものが出来上がりました。
次に作った時、オイルの量を増やしたら、今度は油まみれのパスタになりました。
当時の自分に、「茹で汁で調節すればいいよ。」と言ってあげたくなります(笑)
それくらい、ペペロンチーノ(アーリオ・オーリオ)はパスタの茹で汁で仕上がりに差が出るな、と思います。
茹で汁を加えるタイミング
茹で汁は2回に分けて加えています。
1回目はにんにくが全体に色づいたとき
にんにくがほどよく色づいたところで火を止めた後、余熱で焦げてしまうのを防ぐために加えます。
2回目はパスタと合わせる前
用意しておいたソースにパスタを加えた後、さらに火を通す際、水分が足りないとパスタがボロボロになってしまうので、ソースの濃度を見つつ、茹で汁で調節します。
このとき、ソースの油分と茹で汁がしっかり乳化するように、フライパンを回しながら絡めていきます。
冷凍えびで旨味たっぷり
シンプルなペペロンチーノ(アーリオ・オーリオ)もおいしいですが、冷凍庫にあったエビを加えたら、すごくおいしくなりました。
冷凍エビは霜がついていたりしますので、流水ですすいでから食べやすい大きさにカットしました。
小さく切ることでソースにエビの風味がしっかり移り、旨味倍増でした。
パセリの役割
なくてもよさそうなパセリですが、入れることでこんなメリットを感じました。
- にんにくの香りがマイルドになる
- にんにくを炒めた後に加えることで色止め(焦げ防止)になる
- 彩がよくなる
今日はイタリアンパセリがなかったので、普通のパセリを使いました。
フードプロセッサーを使うと綺麗なみじん切りになります。
規格外品等余ってしまう食材をいち早くご紹介 オイシックス・ラ・大地
えびのアーリオ・オーリオ レシピ
材料
1人分
にんにく 1/2片
冷凍海老 100g
パセリのみじん切り 大さじ2
オリーブオイル 大さじ3
スパゲティーニ 80〜100g
作り方
1. にんにくは芽を除いてみじん切りにする
2. 冷凍エビは耐熱皿に移し、レンジで1分加熱して解凍する。 氷が付いていれば流水ですすぐ。4〜5等分に切ってペーパータオルで水気をふく
3. お湯を沸かして塩小さじ2を加え、パスタを加えて指定時間茹でる
4. パスタを茹で始めたら、フライパンに1とオリーブオイルを加えて火にかけ、にんにくが色づき始めたら、茹で汁をレードルに1杯加え、2を加えて弱火で2分ほど煮る。
5. パセリを加え、茹で汁をレードル1杯ほど加えて温める パスタが茹で上がっていなければ火を止め、蓋をして保温しておく
6. 茹で上がったパスタを鍋からトングで取り出し、5のフライパンに加える
7. 中火にかけてフライパンをゆすりながらソースを絡めて器に盛る