今日の寒さもかなりのもので、先ほど窓を開けると雪が散らついていました。
明日からはさらに極寒となるそうで、今から恐怖を感じております。
そんな寒さには食でも備えましょう!
先日、あさイチの料理コーナーで、重信初江先生が出ていらして、サムゲタン風スープを紹介されていました。
材料すべてを鍋に入れ、30分コトコト煮込むだけ、という簡単さ。しかも、試食した華丸、大吉さんやゲストの方がおいしさに唸っているのをみて、これは作らねば!
手羽元争奪戦?
と、夕方手羽元を買いにスーパーに行きました。
ところが、いつも手羽元が置いてあるコーナーだけごっそりものがなくなっていたのです。
ひゃー、みんなあさイチみて作るんだな、と勝手に解釈したのでした。
幸い、上の方の棚に少し値段は高くなりますが、別の手羽元がありましたので、手を伸ばしたところ、お隣から女性の方が同時に手を伸ばされていて、一瞬、お互い固まりました(笑)
で、なんとか2パック10本の手羽元を手にすることができたのです。
家に帰って早速作り始めました。
まずは手羽元をお湯で洗う、とこれはいつも私が鶏肉を使う時にやっている下準備。重信先生もお水で洗っていらっしゃいました。
そして鍋にどんどん材料を入れて、酒と水を注いであとは煮込むだけです。
私流アレンジ
重信先生のレシピを参考に、なかったものを別のものに置き換えたり、これも加えたいな、と思ったものを追加するなど、自分流にアレンジしてみました。
長芋を大根へ
具材は長芋を大根に変更。長芋を触れるとかゆくなってしまうのです。大根でも美味しいに違いない、と変更させていただきました。
鷹の爪を投入
冷凍してあった生姜の皮を使おうとしたら、一緒に鷹の爪も入っていたので、これも合いそう、と追加。
なつめの代わりに砂糖
参鶏湯といえばなつめですよね。ところがうちになかったのです。重信先生が代用としてお薦めされていたくこの実もなく、なつめの代わりになりそうなものといえば、甘味かな、と思って単純に砂糖少々を加えてしまいました。
柚子塩の出番です
そして、柑橘の風味が加わったらきっと美味しいだろう、と思って塩の代わりに柚子塩を使ってみました。
作ってみた感想
このスープ、本当においしかったです。
普通に作ると、鶏がらスープの素とか使ってしまいそうなところでしたが、手羽元から旨味がしっかり出ていて、にんにく、生姜に加え、牛蒡の風味でスープ全体を滋味深く仕上がります。大根の甘みも引き立っていました。
そして鷹の爪と柚子塩がまたよく合い、入れたことでやさしいスープの味がピシッと決まる感じでした。
一つ、お米はこの半量〜1/3でよかったかな、と思いました。
その場だけでは食べきれず、翌日、翌々日と食べていくと、米がどんどんふやけてしまったからです。
なので、次からは米を大さじ1に減らしました。と、すでにリピート中。
今日のような極寒の日にとってもお薦めのメニューです。
サムゲタンとタッカンマリ
煮込みながら最近これと似たものを作った記憶が。。。
そうです!タッカンマリとほとんど同じ作り方だったのです。
お米が入るせいかこちらの方がスープにとろみがついて、さらに身体がぽかぽかと温まってくるようです。
極寒対策としてはサムゲタンに軍配が上がるかな。
サムゲタン風手羽元のスープ 私のアレンジレシピ
材料
鶏手羽元 10本
大根 1/4本
ごぼう 1本
生姜の皮 1片分
にんにく 1/2片
米 大さじ3
酒 大さじ3
水 1.5リットル
鷹の爪 1本
柚子塩 小さじ1(柚子の皮1本とそれについてきた塩)
三温糖 小さじ1/2
作り方
1. 手羽元はお湯で洗う 米を洗う 大根は皮を剥いて2センチ厚さに切り、それぞれ縦3本に切る ごぼうは洗って4〜5㎝長さに切って半分に切り分ける
2. 鍋に1と柚子塩と砂糖以外のその他の材料を加えて強火にかけ、灰汁をとる。
3. 弱火にして柚子塩と砂糖を加え、蓋をせずに灰汁をとりながら30分煮込む。
参考にさせていただいたレシピはこちらになります。
カクテキ風大根の豆板醤マリネ
また、一緒に紹介されていたカクテキも私流にアレンジ。
水気が早く出るように大根をスライサーで銀杏切りにし、ナンプラー、にんにく、生姜はなしです。
これではもう、アレンジとはいえませんね(笑)
でも、インスピレーションを頂戴しました。
さっぱりしていて箸が進みます〜
2食で食べ切りました。
材料
大根 1/4本
塩 小さじ1
ごま油 小さじ1
a
豆板醤 小さじ1/4
酢 小さじ2
砂糖 小さじ1/2
作り方
1. 大根は皮を剥いて縦半分に切り、スライサーでスライスする
2. 1と塩を袋に入れて揉み、流水でさっと洗って水気を絞り、ボウルに入れる。
3. ごま油を回しかけ、合わせたaを加えて和える