今日の寒さは格別でしたね。
昼間と夕方、2度買い物に出ましたが、昼間はまだしも、夕方5時過ぎにもなると外はもう真っ暗。きりきりと身体に差し込むような寒さでした。
ホットワインの作り方
帰宅してすぐに何か飲んで温まろう、そう思って作ったのがヴァン・ショー。
ホットワインです。
温めたワインに、シナモンなどのスパイスやフルーツを加えて作る、冬に楽しむワインです。
本場ドイツでは「グリューワイン」と呼ばれ、大勢の人で賑わうクリスマスマーケットの主役となります。
赤ワインで作られるものを多く見かけますが、白やロゼでも作ることができます。
丁度、昨日、食品庫を片付けていたら赤ワインがこれでもか、というほど出て来たので、それを使って作りました。
フルーツはオレンジは必須ですが、あとは自由に。ドライプルーンなどを入れてもおいしいですね。
1杯飲み干したところで、身体の内側からぽかぽかと温まりました。
ホットワインに合うスパイス
シナモンと生姜は必ず入れています。
他にクローブや八角、胡椒などもよく使われます。
スティックやホール状のスパイスがなければ、パウダー状のスパイスでも美味しく作れますよ。
その場合、使用する量を加減するといいですね。
ホットワイン用スパイス&ハーブティーパック(1袋)Vin chaud(ヴァンショー)
ホットワインの効果
体を温める効果
飲んでみるとわかるのですが、ホットワインを飲むと、身体の芯から温まります。
熱を逃さず、ポカポカ状態がいつまでもキープされますので、冬の寒さにはもってこいの飲み物です。
体を冷えから守り、風邪予防に役立てましょう。
ワインに含まれるポリフェノールの効果
老化防止、アンチエイジングの有効成分として知られるポリフェノールがワインにたっぷり含まれています。
また、コレステロールの酸化を防ぎ、血液をサラサラにするため、動脈硬化の予防にも役立ちます。
ポリフェノールは加熱しても損なわれないため、ホットワインでおいしく摂り入れたいですね。
スパイスに含まれる成分の効果
ワインのポリフェノール効果に加え、ホットワインに使われるスパイスにも体にいい成分がたくさん含まれています。
例えばシナモンには、体を温め、血行を促進する成分が含まれています。
また、生姜に含まれるジンゲロンやショウガオールといった辛味成分は、血液の循環をよくして体を芯から温めることでよく知られていますが、加熱することによって、ジンゲロールが、ショウガオールに変化し、より温め効果が強力になるそうです。
ホットワイン用のグラス
ホットワインの色やスパイスを眺めながらいただくのは最高です。
耐熱ガラスでお馴染み、ハリオのワイングラスなら熱々のワインも安心して注げます。
電子レンジにも対応していますので、温め直しもOKです。
ホットワイン用のワイン
ブルーベリー等の果汁を発酵してシナモンやハーブをブレンドした温めて飲むワインです。
ホットワインの作り方 レシピ
材料 2人分
赤ワイン 2カップ
はちみつ 大さじ3~4
オレンジスライス 1/2個分
りんごスライス 1/2個分
生姜の皮つきスライス 4枚
シナモンスティック 1本
作り方
- 赤ワインは鍋に入れて強めの中火にかけ、フランベしてアルコールを飛ばす。炎が上がったら火を弱め、1~2分そのままにすると炎が消える。※燃えやすいものをそばにおかないこと。
- 残りの材料を加えて弱火で3分ほど煮込む。
- 具材を取り出し、ワインをカップに注ぐ。