フライパン料理

フライパンひとつで 白菜と鶏肉の梅昆布煮


昨日のブログの最後でお伝えしていた、白菜の煮込みです。
スペアリブではなく、鶏もも肉でつくりました。

白菜の定番料理

白菜と鶏もも肉の煮込みは、うちの白菜料理の定番です。

昆布と鶏で出汁がしっかり出るので、あとは塩だけでOK。

今日は突如梅干しが入れたくなり、1個投入。

白菜煮込みと言えば、冬をイメージさせる料理ですが、
ほんのりとした酸味が、夏の名残を感じる今の時期にぴったりです。

レシピ

材料

4人分

白菜 1/4個
塩  小さじ1
ごま油 小さじ2
鶏もも肉 2枚
だし昆布 5㎝角2枚
水 500ml
梅干し 大1個

作り方

  1. ・白菜は芯を除いてざく切りにし、洗う。芯に近い部分は薄く削ぐか、細切りにする。
    ・鶏もも肉は洗ってぶつ切りにする。
    ・だし昆布は分量の水に浸して10分ほどおく。
  2. フライパンに水気の付いたままの白菜を入れ、塩とごま油を振って蓋をして強火にかける。
  3. 水分が沸騰したら火を弱め、白菜がしんなりするまで10分ほど蒸し炒めにする。
  4. 3に昆布を浸した水を昆布ごと加えて煮立たせる。
  5. 鶏もも肉を加えて煮立たせ、あくが出れば取り除く。蓋をして5~6分煮込む。
  6. 梅干しを加え、崩しながらひと煮たちさせる。

昆布と鶏

お雑煮やうどんなど、出汁と言えば、うちでは鶏肉と昆布が定番です。

実家の近くに讃岐うどんの店があるのですが、
うどんのおいしさもさることながら、出汁がまたおいしく、
特に、温かいうどんの汁は飲み干してしまいたくなるほどでした。

私が子供のころから実家を出るまで、週1とまではいきませんが、
かなり頻繁にその店に家族で食べに行っていました。

ある時、母が「この出汁は何を使っているんですか?」
と会計をされていた店主の奥様に尋ねたらしいのです。

今思えば、よくそんなことが聞けたものだ、とびっくりしてしまうんですが、
快く「うちは昆布と鶏ですよ。」
と教えてくれたそうなのです。

それ以来、母は昆布と鶏で出汁をよく取るようになり、
私もそれを引き継ぎました。

シンプルな料理ほど、出汁のおいしさが際立ちますね。

作り置きで付け合わせ

付け合わせは先日のセミドライ人参と塩昆布のマリネ
こちらも昆布でした!

セミドライにんじんと塩昆布のマリネ【作り置きレシピ】 すっかり秋らしくなりましたね。 今日から長袖を着ています。 昨晩作った作り置きです。 セミドライにんじん 簡単に言います...

それとなすの胡麻和えならぬ、生姜和えです。
焼いたなすを大量のすりおろし生姜で和えました。

これにそば玄米ごはんです。
なんとも地味な食卓!
ですが、私の年代にはこれくらいが丁度いいのかもしれません。

なすの生姜和えとそば玄米のレシピはまたご紹介しますね。

Profile

吉川文子(よしかわふみこ)