先日、スペアリブを圧力鍋とオーブンで作ったところ、美味しくできた、という記事を書きました。
そのアレンジ版で、今度はチャーシューを圧力鍋とオーブンでつくってみたところ、こちらもジューシーで柔らかく仕上がりました。
豚もも肉の塊だったのですが、脂身が結構ついていたので、それも良かったのかもしれません。
圧力鍋でチャーシュー
圧力鍋を使って、豚肉を短時間でしっとりとした仕上がりにするのが今回のレシピのポイントです。
煮込み時間が長い印象があるチャーシューも、圧力鍋を使えば時短調理が可能になります。
さらに、オーブンで焼き色を付けることで、香ばしい風味のチャーシューになりました。
適した肉選びと下ごしらえ
チャーシュー作りに適しているのは、脂肪と赤身のバランスが良い豚肩ロースやもも肉です。
今回はもも肉を使用し、ヘルシーで食べ応えのある仕上がりを目指します。
下ごしらえでは、肉に塩を振って味を下地から整え、にんにくを刺し込むことで香り高く仕上げます。
漬け汁の工夫で味わいアップ
漬け汁は、醤油をベースに砂糖やごま油を加えたシンプルな調味液です。甘さやコクを加えたいときは、みりんを少量加えても良いでしょう。酢を少し加えることで、さっぱり感と保存性が向上します。この漬け汁に肉をしっかり絡めることで、味が均一に行き渡ります。
レシピ
材料
4人分
- 豚もも肉(ローストポーク用の塊肉)…2個(各約400g)
- 塩…小さじ2
- にんにく…1片
- こしょう…適量
漬け汁
- 醤油…大さじ2
- 砂糖…小さじ1
- ごま油…小さじ2
- 酢…小さじ1
下準備
- 豚肉の表面に塩を振り、こしょうを適量まぶす。
- 肉の表面に浅く切れ目を入れ、スライスしたにんにくを差し込む。
作り方
- 圧力鍋に網をセットし、その上に豚肉を乗せる。鍋底に水を入れ、高圧で20分蒸し調理する。調理後は自然減圧する。
- 漬け汁の材料を保存袋に入れて混ぜ合わせる。蒸し上がった肉を加え、袋の口を縛って軽く揉み込みながらタレを馴染ませる。
- シートを敷いたバットに肉を並べ、漬け汁ごと注ぐ。
- 200℃に予熱したオーブンで15分焼き、表面を香ばしく仕上げる。
- 焼き上がった肉を再度保存袋に戻し、残ったタレを加える。冷蔵庫で寝かせて味をしっかり染み込ませる。
調理後のチャーシューは冷蔵庫で保存すれば数日間楽しめます。
圧力鍋を使えば簡単に作れるのも嬉しいですね。