作り置き

秋茄子でオーブン作り置き お気に入り2レシピ

「秋茄子は嫁に食わすな」
秋茄子と言えば、このことわざを思い浮かべますが、
言葉の由来はお嫁さんへの思いやりからなのか、その逆だったのか、
本当はどちらだったのでしょうね。

焼き茄子が好きです

スーパーで見かけると、うちにまだ2袋もあるのに買ってきてしまいます。
茄子が好きすぎて、たくさんあっても食べきる自信があるせいかもしれません。

焼いても、揚げても、煮ても、蒸してもおいしい茄子。

茄子料理で一番好きなのが焼き茄子です。
実家にいたころ、母がグリルで焼いて、アツアツのところをつまようじを使いながら
丁寧に皮をむいてくれたことが思い出されます。

そこに生姜のすりおろしと醤油をたらり。
これがおいしくて。

自分でもやってみましたが、熱いものですからなかなかきれいに剥くことができず、
皮のすぐ内側のおいしい部分まで皮と一緒にはがれてしまったり、と散々でした。

焼き茄子はオーブンで

それ以前に、茄子を焼くためのグリルが私は苦手なんです。

昔に比べると、グリル機能はずいぶん進化を遂げていると思うのですが、
使った後の片付けがどうしても面倒で、まったく使っていません。

結局、我が家のグリルは鍋の蓋の収納場所になっています(笑)
オーブンレンジが物置と化している、というお話、すごーく共感できます。

グリルは嫌だけど、焼き茄子は食べたい!

というわけで、私は焼き茄子をオーブンで作っています。

作り置き 焼き茄子の生姜醤油かけ


オーブンで焼いた茄子に醤油をじゃっとかけ、おろし生姜をたっぷりのせていただきます。
天板にナスをのせられるだけのせて焼くと大量に出来上がるので、これを
作り置きしています。
ご飯にこの作り置きのなすの生姜醤油があれば、毎食幸せです。

レシピ

材料

茄子 8本
ごま油 大さじ2
生姜 大1個
しょうゆ 大さじ1~2

作り方

  1. 茄子はへたを取って皮をしま模様にむき、縦4~6等分にしてポリ袋に入れる。
    塩大さじ1と水1/4カップを加え、袋の口を閉じて手でもみ、5分ほどおく。
    茶色い水が出てきたら、洗って水けを絞る。
  2. ①をアルミホイルを敷いた天板に並べ、上からごま油を回しかけ、200℃に予熱したオーブンで20~25分焼く。なすに水分を残すつもりで焼くなら20分、しっかり焼いてドライに仕上げるなら25分なのですが、どちらでもOKです。
  3. 焼き上がったら茄子をアルミホイルからはがしとり、バットに入れる。焼き上がったら、アルミホイルから茄子をはがしとります。丁寧にやさしくはがすのがポイントで、このはがした部分が香ばしく焼けているのを見ると嬉しくなります。
  4. 生姜をすりおろしながら加え、醤油を回しかけて和える。焼き立てアツアツに醤油をじゃっと回しかけると、みるみるうちに茄子が醤油を吸い込んで、しっかり味を含みます。しょうゆをポン酢に代えてもおいしいです。

 

作り置き 焼き茄子のオリーブバルサミコマリネ


これもうちの定番になっている茄子の作り置き料理です。
さっきとは切り方を変えていますが、ごま油→オリーブオイル、
醤油→バルサミコ酢になった、と思ってください。

レシピ

材料

茄子 8本
塩 小さじ1
オリーブオイル 大さじ2
バルサミコ酢 大さじ2

作り方

  1. 茄子はへたを取って皮をしま模様にむき、縦4~6等分にして更に4つに切り、
    ポリ袋に入れる。
    塩大さじ1と水1/4カップを加え、袋の口を閉じて手でもみ、5分ほどおく。
    茶色い水が出てきたら、洗って水けを絞る。
  2. バットの底全体に塩を振り、①を並べて上からオリーブオイルを回しかけ、200℃に予熱したオーブンで20~25分焼く。
  3. 焼き上がったらバルサミコ酢を回しかけ、バットに入れたまま冷ます。焼き立ては油を含んだ汁気がバットに溜まっていますが、冷めたころには全部茄子が吸い込んでおいしくなっています。

どちらも同じような作り方ですが、
生姜醤油の方はアルミホイルに並べて
オリーブバルサミコの方は、バットに入れて焼きます。

これで焼き上がりが変わってくるんです。

我が家の茄子レシピ、まだまだいっぱいあります。
またご紹介させてくださいね。

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吉川文子(よしかわふみこ)