子供の頃、苦手だった食材のひとつ(好き嫌いが結構ありました)がピーマンでした。
ピーマンの苦い思い出
母に「今日はピーマンの肉詰めよ。」と言われると、当時は嫌いなものは食べなくてもいいよ、という雰囲気ではなかったので、涙が出そうになりながら必死で食べました。
ピーマンの味と同じく、ほろ苦い思い出です(笑)
こう書くと、大人になった今はなんでも食べられる人に育ったように聞こえますが、全然そうではありません。
幼少期の記憶が強過ぎて、肉詰めは作ったことがありません。
ピーマン嫌いが病みつきになったおかず
そんなピーマンがあまり得意でない私がおいしい、と思って作っているのがこれです。
ピーマンをまず壊します(?)
切るのではなく、丸ごと上から手で押さえ、一部分を割って種を取り出します。
それを多めの油で焼き付けるように炒め、ある程度火が通ったら、なすを加えて炒めます。
なすは先日の1袋120円の、あのなすです。
油をたっぷりまとった、つやつやの野菜を出汁の入った漬け汁にドボン、と浸して出来上がりです。
ピーマンを炒める時、かなり油が跳ねるので、蓋をして防御しながら焼き付けています。
作ってから10分後くらいのまだ温もりが残っているところを食べてもおいしいですし、一晩おいて冷たく冷やしたものはピーマンとなすがくったりとやわらかくなり、味が染み込んでさらにおいしくなります。
ピーマンの苦味が染み出した出汁をすすりながら、これを食べると夏だな〜、と感じます。
ピーマンとなすの焼き浸し 動画あり
野菜を炒めて出汁に浸す場面になります。
材料
ピーマン 6個
なす 4個
オリーブオイル 大さじ1.5
塩 少々
漬けだれ
水 1/2カップ
だしの素 1/2袋
塩 小さじ1/2
醤油 小さじ2
砂糖 小さじ1/2
作り方
1. ピーマンはまな板の上でぎゅっと押さえて壊す 割れ目から種を除く
2. なすは皮を縞目に剥いて5等分の乱切りにし、袋に入れて塩小さじ1、水1/2カップを加えて5分ほどおいてから流水で洗って絞る
3. フライパンに1とオリーブオイルを入れて火にかけ、パチパチしてきたら蓋をして5分ほど焼く。
4. 2を加え、蓋をして5分ほど、野菜に焦げ目がついてつやつやと油をまとってしんなりするまで蒸し焼きにする 火傷に注意
5. 漬けだれの材料をボウルに入れてレンジで30秒温める
6. 4を5に加え、全体を混ぜて漬け込む 10分後くらいから食べられる
人にも地球にもやさしい保存容器stasher(スタッシャー)