今年のクリスマスもいよいよ大詰めですね。
今晩のメニューはチキンにしようか、ローストポークにしようか、はたまたスペアリブにするか迷って、家族が一番喜ぶスペアリブにしました。
特別な日でなくてもスペアリブはよく作るのですが、どうも最初からオーブンに入れて焼くと、肉が固くなったり、火が通る前に表面だけこげてしまったり、といまひとつな出来栄えに。
今回は同じ失敗をしたくないな、と思って一工夫。
オーブンで焼く前に圧力鍋で蒸すことを思いついたのです。
圧力鍋で火を通してしまえば、あとは焼き色がつく程度にオーブンで焼くだけですので、焦がす心配もありませんし、時短にもなります。
やってみたら大成功!
圧力鍋とオーブンを組み合わせることで、短時間で美味しいスペアリブができました。
柔らかく仕上がったお肉に、甘辛い漬け汁がしっかりと絡み、じゃがいもと焼き芋を添えることでボリューム満点!
家族にも好評でした。
圧力鍋とオーブンで時短調理のコツ
圧力鍋は肉を短時間で柔らかく仕上げるのに最適な調理器具です。
特にスペアリブのような骨付き肉は、圧力鍋を使うことでしっかり火が通り、ホロホロと崩れるほどの柔らかさになります。
その後オーブンで焼くことで、表面に香ばしい焼き目を付き、風味が引き立ちます。
スペアリブの漬け汁が決め手!
漬け汁には、オレンジマーマレードと醤油を組み合わせています。
この甘さと塩味のバランスが、肉の旨味を引き出します。
また、蒸したにんにくを加えることで香りとコクがプラスされ、さらに奥深い味わいに。
保存袋の中で揉み込むことで、短時間で肉の中まで味が染み込みます。
焼き芋とじゃがいもでボリュームアップ
付け合わせの焼き芋の自然な甘さと、ホクホクのじゃがいもがスペアリブの味を引き立て、満足感を高めます。
さつまいもは漬け汁に使ったマーマレードと相性抜群ですし、じゃがいもは電子レンジで下ごしらえをすることで手軽に仕上げられるのもポイントです。
おすすめアレンジ
スパイス追加
漬け汁にクミンやパプリカパウダーを加えるとエスニックな風味に
ケチャップ追加
醤油の半量をケチャップにするとお子様向けの味に
お好みの付け合わせ
焼き芋やじゃがいもの代わりに人参やズッキーニを使っても美味しく仕上がります
作り置きにも
漬け込みまでを前日に準備しておくと、当日はオーブンで焼くだけで完成します
嬉しいおまけ:蒸し汁の活用法
圧力鍋でスペアリブを蒸したときに残る蒸し汁には、肉やにんにくから出た旨味がたっぷり含まれています。
この蒸し汁は捨てずに活用するのがおすすめです!
脂が気になる場合は、冷ました後、固まった脂を取り除けばOKです。
-
スープにリメイク
蒸し汁に水を足してスープベースとして使用。好みの野菜やパスタを加え、塩とこしょうで味を整えるだけで、簡単な旨味たっぷりスープが完成します。
-
炊き込みご飯の出汁に
お米を炊くときの水の代わりに蒸し汁を使うと、スペアリブの風味がしみ込んだ贅沢な炊き込みご飯が楽しめます。野菜やきのこを一緒に加えるとさらに美味しくなります。
レシピ
材料(4人分)
- スペアリブ:2パック(800g程度)
- 塩:小さじ2
- にんにく:1片
- こしょう:適量
- じゃがいも:小4個
- 焼き芋:1本
漬け汁
- オレンジマーマレード:大さじ1.5
- 醤油:大さじ2
- ごま油:小さじ1
- 油:小さじ2
- 酢 小さじ1/2
下準備
- スペアリブに塩とこしょうをまぶしておく
- にんにくを3~4つに切る
- 漬け汁の材料をすべて混ぜ合わせておく
- じゃがいもを洗い、半分に切って電子レンジ対応のポリ袋に入れる
作り方
- 圧力鍋に網を敷き、スペアリブをのせる。カットしたにんにくをスペアリブの上に置き、水を鍋底に入れて18分間加圧調理する。その後、自然減圧する。
- じゃがいもを600Wの電子レンジで3~4分加熱し、柔らかくする。
- 蒸しあがったスペアリブを取り出し、保存袋に入れ、漬け汁を注ぎ、揉み込む。蒸したにんにくは潰して漬け汁に加え、混ぜる。
- 耐熱のバットまたは器にクッキングシートを敷き、汁ごとスペアリブを並べる。隙間にじゃがいもと一口サイズに切った焼き芋も一緒に並べる。
- 220℃に予熱したオーブンで10分間焼く。
まとめ
圧力鍋とオーブンの組み合わせで、たれのよく絡んだおいしいスペアリブを簡単に作れました。
忙しい日にもピッタリの時短料理ながら、満足感の高い一皿になりました。