おいしいお店

丸の内ランチ 丸の内テラス「THE UPPER」からブルディガラカフェ 大丸東京店

東京駅からほど近い「丸の内テラス」にあるレストラン「THE UPPER(アッパー)」に行ってきました。

THE UPPER(アッパー)丸の内テラスでランチ

エレベーターで10階に上がって受付を通ると、目の前に開放感のある景色が広がります。

天井が高く、光が降り注ぐ明るい空間は、最高の雰囲気です。

今日は暖かかったので、テラス席も満席でした。

THE UPPER(アッパー)ランチコース

私たちは、前菜、メイン、デザートを選べるプリフィクスコースにしました。

メニュー

前菜
・鮮魚のカルパッチョ
・パテ・ド・カンパーニュ -田舎風パテ-
・スパイシー・フライドチキン
・シーザーサラダ
・本日の前菜

メイン
・マカロニグラタン・ボロネーズソース
・シュークルート・アルザス風 -ザワークラウト、ソーセージ、豚バラ肉コンフィ、ジャガイモ
・ブイヤベース・マルセイユ風
・牛リブロース・ステーキ -150g-

デザート
・クラシック・プリン
・テリーヌ・ド・ショコラ
・本日のアイスクリーム&ソルベ

食後のお飲み物

前菜 鮮魚のカルパッチョ

前菜は二人とも鮮魚のカルパッチョを選びました。

ベビーリーフの下に鯛が敷き詰められていて、かなりボリュームがあります。

マリネ液の独特の香りが印象的だったのは、多分ナンプラーを使っているからかなと思いました。

鯛の上にはカシューナッツが散りばめられ、ざくざくとした食感が心地よく、リズム感のある一皿でした。

メイン料理 シュークルート・アルザス風

友人はブイヤベース、私はシュークルートを選びました。

ブイヤベースは友人曰く、「結構辛い。」とのことでした。

鯛やムール貝がたっぷりで、とても美味しそうだったので、こっちにすればよかったかな、と一瞬頭をよぎりましたが、今日はここに来る前からシュークルートにしようと決めていたのです。

以前、自分でシュークルートらしきものを作ってみて、本物のシュークルートの味を確かめたかったからです。

発酵なし、すぐに食べられるシュークルート 生協から巨大なキャベツが届きました。 周りの葉10枚くらい取って一品作ったものの、まだまだあります。 実は昨日、今日キャ...

大きなじゃがいもとソーセージ、豚バラ肉に、ザワークラウトが添えられたもので、フランスの田舎をイメージさせるような素朴な料理でした。

ザワークラウトそのものはちょっとクセのある味で、酸味が強く、これを添えて食べるだけで味の変化が楽しめました。

ジューシーなソーセージと柔らかく煮込まれた豚バラ肉、ほくほくのじゃがいもに大満足でした。

デザート テリーヌ・ド・ショコラ

友人はプリン、私はテリーヌ・ド・ショコラでした。

プリンはスプーンの上で波打つ様子からとても濃厚そうで、「すごく濃くっておいしい。」とのことでした。

テリーヌは、フォークでは容易に切れない固さでした。

冷蔵庫から出し立てだからかな、と想像したのですが、これはチョコレートのカカオ分のせいなんだ、とわかりました。

一口食べると濃厚なカカオの香りが口いっぱいに広がり、甘さはごく控えめでした。

とても濃厚で半分食べるのがやっと。

お持ち帰りをお願いしたいくらいでした。

パン

テリーヌ・ド・ショコラを完食できなかったのは、こちらのパンが美味しすぎたからだ、と気づきました。

細身のバゲットで、粉の風味と旨味が強く、後先考えず、食べ切ってしまいました。

アップルパイがおいしかった丸の内ホテル

開放感のあるモダンな空間でクラシックなブラッスリー料理をいただいた後もまだまだ話し足りず、丸の内界隈を散歩しつつ、次なる居場所を探しました。

会社の帰りに私たちが一緒によく行った丸の内ホテルのカフェに行ってみよう、ということになって行ったところ、喫煙専門のカフェに代わっており、残念ながら入れませんでした。

ここのアップルパイは何度食べたことか。

ないしょにしたくなる穴場カフェ

あちこち回ってみて、今度は八重洲方面に出て、大丸東京店へ。

大丸の2階に昔よく一緒に行った「ラ・ティエール」という喫茶店があったのです。

さすがに今はありませんでした。

ブルディガラカフェ 大丸東京店

フロアガイドを見てみると、5階にブルディガラカフェがありました。

ここにしようか、ということになって行ってみると、超穴場でした!

広くて眺めはいいし、各テーブルがL字型の椅子で囲まれていて、なんともくつろげる空間なのです。

ゆったりくつろげるカフェでおしゃべりを堪能できました。

モンブランセット

お腹はいっぱいでも、モンブランの魅力には勝てず、セットで注文しました。

パンのイメージが強いブルディガラのケーキを食べるのは初めてです。

かっちりとした端正なケーキで、中も凝った作りになっていました。

ナッツ入りのざっくりとした食感のメレンゲが土台になり、スポンジ、ホイップクリーム、フランス産マロンペーストのモンブランクリームといった構成でした。

ふんわりというよりは、かちっとした正統派なフランス風モンブランです。

友人が選んだのは、マスカルポーネムースに生姜のコンフィを組み合わせた、こちらも凝ったケーキでした。

まとめ 動画あり

丸の内テラス「アッパー」からの大丸東京店「ブルディガラカフェ」のコース、なかなかおすすめです。

秋の深まる一日を楽しまれるときの、参考にしていただけたら嬉しいです。

丸の内テラスは偶然にも、以前私が勤めていた会社があった場所だったことに気づきました。

同じ会社で働いていた40年来の友人と、この場所で3年ぶりに会えたことに感慨深い気持ちになりました。

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吉川文子(よしかわふみこ)