日々のこと

丸の内ランチ「パリ最高のネオビストロ」2位「Le Beurre Noisette」

初夏の陽気が気持ちのいい一日でした。
今日は2〜5年ぶりに再会する友人と本当に久しぶりにランチをしてきました。

Le Beurre Noisette

この近辺に詳しい友人が予約を入れてくれていたのが二重橋スクエアにあるル・ブール・ノワゼット。

フランスのパリ15区に本店があり、フィガロスコープの「パリ最高のネオビストロ」で2位に選ばれたこともあるパリ屈指のビストロだそうです。

店内の雰囲気はまさにパリのビストロそのもので、休日でしたが、ファミリーはあまり見かけず、会話を楽しむ大人の空間、という雰囲気でした。

ランチメニュー

私たちが選んだのは、
バル Lunch~選べる前菜&メイン+デザート付+乾杯スパークリング(土日祝限定)
というコースでした。

前菜とメイン、デザートにスパークリングワインがついたコースで、前菜とメインは3〜5種類の中から選べるプリフィクスメニューです。

私の食べたもの@Le Beurre Noisette

前菜 カツオのカルパッチョ

 カツオのたたき風に玉ねぎのピクルスが添えられていました。
 厚みのあるカツオは身がしまって、ぷりっとしていておいしかったです。
 ピクルスの歯応えがちょうど良く、ピクルス液の酸味と甘みのバランスも絶妙でした。
 ベビーリーフの細い部分だけを選んで添えられたようなグリーンが皿全体を繊細に彩っていて、見た目にも非常におしゃれな一皿でした。
 

メイン 豚バラ肉のグリル シュークルート風添え

 厚みのある豚バラ肉の下に、キャベツのシュークルートとさっぱりとしたマッシュポテトが敷かれていました。
 
 お肉の柔らかさと炭火の香ばしさが絶品でした。見た目のボリューム感とは裏腹に、さっぱりとしていくらでも食べられそうな美味しさで、本当にもう一皿いただきたいくらいでした。
 
 下に敷かれたシュークルートとマッシュポテトもこのお店ならではの特徴がありました。シュークルートに入っているソーセージが小さく切られていて、キャベツの甘酸っぱさを引き立たせていましたし、マッシュポテトは私の苦手な牛乳とバターでのばされたものではなく、フレンチドレッシングでサラリと仕上げられているところに感激でした。
 

デザート ガトーショコラ

 一見、テリーヌ・ショコラを思わせるような姿でしたが、食べてみると意外にもろもろと崩れるようなタイプでした。
 
 カカオ70%台のチョコレートを生クリームで伸ばしたガナッシュのような食感で、やや乳化がきちんとされていないのかな、と思ってしまいましたが、味はとてもおいしかったです。

 かっちりとした見た目とシンプルなスタイルがビストロらしく、純粋にチョコレートを楽しむことのできるデザートでした。

コーヒー

 セルフタイプで、食後に取りにいきました。
 ホットコーヒーは少しぬるくなっていましたが、それでも酸味を感じず、おいしかったです。
 もっと早く取りにいけばよかった。

食器

リムがほとんどなく、やや厚みがあってフラットなタイプのプレートは、料理の盛り付けを引き立たせますね。

ややクリームがかかった白が、グリルした肉やチョコレートの色によく合っていました。

コーヒーカップはスタッキングのできる、お馴染みのビストロスタイルでした。

二重橋のこの辺りは昔と比べると本当におしゃれに生まれ変わって、歩いているだけでもリフレッシュ感を味わえます。

友人たちとの楽しい時間はあっという間で、ランチの後、近くの喫茶店に場所を移し、3時間も喋り倒しました。

特に今日のお店は料理の味もお店の雰囲気も大満足で、近いうちにまたぜひ訪れたいと思います。

Le Beurre Noisetteのランチを見てみる