白菜がおいしくなってきましたね。
買い物に行った時に手に取る常連野菜になりつつあります。
オレンジ色の白菜があれば、迷わず買い!
と、以前の記事に書きましたが、滅多に出会えません。
この冬は何回手に入れられるでしょうか。
白菜スープに変化球
さて、今日は白菜を使ったスープを作りました。
今まで何度も作ってきましたが、少し変化をつけたくなり(笑)、いろいろやってみました。
その1 干し白菜にする
一つ目の変化は白菜を干すことです。
干す、といっても外に干すのはさすがに心配。また、最近流行っているフードドライヤーは持っていませんので、ふつうにざるに広げて一晩放置しておきました。
途中、上下を返してやると、満遍なく乾燥します。
空気が乾燥していますので、半日もすれば、水分が抜けて元の2/3くらいのかさになります。
見た目はしなびて美味しくなさそうに見えますが、大丈夫です。
その2 昆布とドライトマトで煮込む
干した白菜と一緒に、昆布とドライトマトを加えて水からゆっくり煮込んでいきます。
昆布もドライトマトも袋から出したての乾燥状態でOKです。
昆布とトマト、どちらも旨味の食材ですので、相乗効果でスープを美味しくしてくれます。
市販のスープや出汁で旨味を重ねる
今日のスープは白菜だけ。
肉などのタンパク質が入りませんので、市販の鶏がらスープの素とだしの素も少しだけ加えました。
干し白菜が旨味を吸収
こうしてコトコト15分くらい煮込むと、干した白菜がくったりしてきます。
旨味の入ったスープをたっぷり吸い込んだサインです。
このまま鍋の中で自然に冷まし、食べる時にもう一度温め直していただきます。
昆布でこっくり、トマトですっきり
出来上がったスープを飲んでみたら、ドライトマトですっきりとした後味になっていました。
また、スープ全体に昆布の旨味が広がって、薄いとろみもつきました。
ドライトマトは具材としても美味しく食べられました。
白菜スープは和洋中で楽しんで
普段は和風や中華風にして食べることの多い白菜スープですが、ベースになるだしやスープを変えることで、いろいろ楽しめるな、と思いました。
これからますます白菜の美味しくなる季節。
どんな料理に使おうか、楽しみです。
干し白菜とドライトマトのスープ煮込み レシピ
材料
白菜 1/4個
昆布 10センチ
ドライトマト 大5枚
塩 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
水 適量
鶏がらスープの素 小さじ1
だしの素 1/2袋
作り方
1. 白菜はざく切りにして洗ってざるに開けて一晩置く
2. 鍋に1と昆布、ドライトマト、オリーブオイル、かぶるくらいの水を加え、弱火にかける
3. 沸騰したら昆布を引き上げ、残りの材料を加え、蓋をして12〜13分煮込む