朝ごはん

ほろ苦さがアクセント。ワタで作る夏みかんのフラン

こんにちは。

昨日作った豚肉の赤ワイン煮込みパイ。

レシピと動画をレシピマガジンにアップしました。

会員の皆さま、ご覧くださいね。

 

こちらのパイ生地、かなり気に入ったので、今日はもう一品、今度はスイーツ系で作ってみました。

何を作ろうかなと思って、最近、地味に流行っているフランにしてみることに。

 

フランス菓子の定番 フラン

フランは以前、「バーミキュラで作る幸せなお菓子」という本に掲載しています。

こちらの本には、私の本の中では数少ないバターを使ったお菓子をたくさん載せておりまして、お気に入りのレシピを集めています。

 

フランはカスタードクリームをパイ生地に詰めたフランス菓子です。

すごくシンプルなのにおいしくて、不意に思い出しては作ります。

 

今回は基本のカスタードクリームをちょっとアレンジしてみました。

 

夏みかんのフラン

終わったばかりの夏みかん仕事。

 

夏みかんの皮や実は使い切りましたが、そういえばワタを使ったお菓子は作っていませんでした。

そこで、今回は、このワタでカスタードクリームを作り、それをフランにしてみました。

 

作り方はシンプルです。

夏みかんのワタを牛乳で煮出してカスタードクリームを作り、パイ生地に詰め、夏みかんスライスをトッピングして焼き上げました。

 

柑橘のクリームを作る場合、普通は皮をすりおろして加えたりしますが、それとはまた異なる、目立ちすぎない、柑橘の風味が楽しめました。

そしてワタの持つ苦味がときおりガツン、と主張してきて、これがいいアクセントになっています。

 

こちらもレシピマガジンで近々公開させていただきますね。

 

きょうのご飯記録

豚バラ肉の塩麹柚子胡椒蒸しと蒸しブロッコリーの塩麹のせ

蒸しにんじんのラペ

蒸しキャベツの海苔和え

豚肉の味噌漬け焼きタイム風味 蒸しキャベツ

新玉ねぎとわかめの味噌汁

大根のタイム風味マリネ

蒸しなすのめんつゆ和え

鶏もも肉の塩麹柚子胡椒蒸し 蒸しブロッコリー

蒸しキャベツの海苔和え

大根の胡麻和え

 

今日も塩麹と蒸し料理だらけのメニューでした。

そして最近消費の早い味噌。

麹の力、恐るべしです。

 

ピックアップメニュー

豚バラ肉の塩麹柚子胡椒蒸し

豚バラの塊をスライスして塩麹と柚子胡椒に2時間ほど漬け込んで蒸しました。

塩麹と柚子胡椒の合わせ調味料がとても気に入って、昨日の鶏もも肉に続いて再登場です。

 

脂身の多いバラ肉も脂が蒸し汁の中に落ちるせいか、さっぱり食べられます。

蒸したブロッコリーがまたおいしくて。。。ゆでたりレンジ加熱ではこの食感と甘さは出せませんね。

 

蒸し汁はまた別の料理に使う予定です。

 

レシピ

材料

  • 豚バラ肉(塊) 470g(1cm厚さにスライス)
  • 塩麹 大さじ3
  • 柚子胡椒 小さじ1/2

作り方

  1. 豚バラ肉を塩麹と柚子胡椒でよくもみ込み、2時間漬け込む。
  2. 蒸しざるにオーブンシートを敷き、肉を重ならないように並べる。
  3. 蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で2分、その後中弱火にして8分蒸す。
  4. 火を止めてそのまま蓋をした状態で3分蒸らす。

香り高い柚子胡椒と塩麹で、やわらかくジューシーに仕上がる蒸し豚。

そのままでも、ごはんにのせても、サンドイッチにもおすすめです。

Profile

吉川文子(よしかわふみこ)

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