今日はお菓子教室でした。
デザートだけでなく、お昼ごはんも楽しんでもらえるように考えたのが、「鶏肉と焼き芋の赤ワイン煮込み」です。
意外な隠し味として使ったマーマレードが、味をしっかりまとめてくれるのがポイントです。
レッスンのランチには、作り置きができて手軽にサーブできる料理が理想です。
一度作っておけば温め直すだけで美味しく食べられるため、レッスン中の手間を省きながらも満足感のあるランチを提供できます。
また、見た目も華やかなので、おもてなし料理としても使えます。
マーマレードを使った料理の魅力
マーマレードといえば、パンに塗ったり、スイーツに使ったりするイメージが強いですが、実は料理にも大活躍します。
マーマレードの甘みとほろ苦さが、煮込み料理に加えると味に奥行きを与え、具材の風味を一層引き立ててくれます。
今回のレシピでは、赤ワインとトマトの酸味をマイルドにし、焼き芋の甘さと調和させる役割を担っています。
鶏肉と焼き芋の組み合わせの魅力
鶏肉と焼き芋の組み合わせは、少し意外に思われるかもしれませんが、焼き芋を使うことで、全体のボリューム感が出ますし、煮込み料理に甘みと食感の変化が生まれ、最後まで飽きずに食べられます。
作り方のポイント
この料理のポイントは、鶏肉を蒸し焼きにして旨みを閉じ込めることと、赤ワインとマーマレードを使ってソースを煮詰めることです。
玉ねぎやにんにくをしっかり炒めることで、ベースの味がぐっと深くなります。
また、焼き芋は事前に焼いておくことで甘みを引き出し、より美味しい仕上がりに。煮込む時間が短くても、焼き芋の甘さがソースにしっかりと溶け込んでいきます。
赤ワイン煮込みの美味しさの秘密
赤ワインを使った煮込み料理は、ワインの風味が具材に染み込み、複雑で豊かな味わいを引き出すことができます。
特に鶏肉は、赤ワインの酸味と渋みでさっぱりとした味わいに仕上がり、食べ応えもバッチリです。
さらに、隠し味として加えたマーマレードが全体の味を引き締め、深みのある甘さをプラスしています。
焼き芋を使ったレシピのポイント
焼くことで甘みが凝縮され、ほくほくとした食感が楽しめます。
また、焼き芋を加えることで、煮込み料理に自然な甘さがプラスされ、砂糖などを使わずに深い味わいを実現できます。
秋の食材を活かしたアレンジも!
このレシピは、焼き芋を使っていますが、かぼちゃや蒸したさつまいもなどを使っても美味しく仕上がります。
季節の野菜を組み合わせて、アレンジを楽しんでみてください。
煮込む際にローズマリーやタイムなどのハーブを加えると、さらに香り高くなり、おもてなし料理としても喜ばれるでしょう。
鶏肉と焼き芋の赤ワイン煮込みのレシピ
材料(6人分)
- 鶏もも肉:3枚(約1kg)
- 玉ねぎ:1個
- 赤ワイン:120ml
- カットトマト缶:1缶
- 塩・こしょう:適量
- オリーブオイル:大さじ1
- マーマレード:大さじ1
- にんにく:1/2片
- 水:1.5カップ
- 焼き芋:2本
- 鶏がらスープの素:小さじ1
- バジル:1枝
下準備
- 鶏もも肉をお湯で洗い、一口大より少し大きめに切り、水気をしっかり拭いておく。
- 玉ねぎをスライスし、にんにくをみじん切りにする。
- 焼き芋を食べやすい大きさに切る。
作り方
- 鶏肉をオリーブオイルを熱したフライパンに入れ、塩小さじ1/2を振って炒めます。蓋をして3分ほど蒸し焼きにし、表面に焼き色を付けます。
- 鶏肉をひっくり返して再度炒め、余分な汁気を半分程度拭き取り、鶏肉を鍋に移します。
- 同じフライパンにスライスした玉ねぎとみじん切りのにんにくを加え、玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
- 赤ワインをフライパンに加え、アルコールを飛ばしながら煮詰めます。
- マーマレードを加えてさらに煮詰め、鍋に移します。
- フライパンにトマト缶、水、鶏がらスープの素を加えて煮立たせたら、これも鍋に移します。
- 鍋に焼き芋とバジルを加え、蓋をして中火で5〜6分煮込みます。
- 塩・こしょうで味を調え、火を止めます。
- 皿に盛り付けて完成です。