濃厚なクリーミーさとじゃがいものホクホク感がおいしさのポイントになるグラタン・ドフィノワ。
手軽な付け合わせとして喜ばれますよね。
時間のない時や、シンプルな食材でおいしい一品を作りたい時にピッタリです。
グラタン・ドフィノワとは?
グラタン・ドフィノワ(Gratin Dauphinois)は、フランスの伝統的なじゃがいものグラタン料理です。
フランスの南東部、ドーフィネ地方が発祥とされており、薄切りにしたじゃがいもをクリーミーなソースで煮込んでからオーブンで焼き上げます。
シンプルな材料で作れてどんなメインディッシュにも合わせやすく、家庭で簡単に作れます。
うち風グラタン・ドフィノワ
うちでは家族の好みに合わせて一工夫しています。
じゃがいもの厚さ
スライサーを使って薄くスライスするところを、1㎝弱の厚さに切っています。こうするとじゃがいものほくほくの食感が楽しめ、食べ応えが出るようです。
そのため、いきなり牛乳で煮るのではなく、あらかじめ電子レンジで加熱してから煮ています。
スープの素
本来は牛乳だけで煮込みますが、しっかりと味を引き立てるためにスープの素も少し加えました。コクが出て、家族にはこの方が好評のようです。
レシピ
材料(1人分)
- じゃがいも(男爵を使いました): 2個
- 牛乳: 1カップ
- 鶏ガラスープの素: 小さじ1/2
- 塩: 小さじ1/2
- 胡椒: 適量
- オリーブオイル: 小さじ2
- ピザ用チーズ: 適量
下準備
- オーブンは220度に予熱しておく。
作り方
- じゃがいもは皮を剥いて1センチ弱の厚さにスライスする。
- 耐熱皿にスライスしたじゃがいもを並べ、塩小さじ1/2を全体に振りかける。ラップをかけ、600Wの電子レンジで3分加熱する。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、電子レンジで加熱したじゃがいもを加えて軽く炒める。
- 牛乳と鶏ガラスープの素をフライパンに加え、じゃがいもを煮込む。沸騰させてから蓋をせずに弱火で2〜3分煮詰め、汁が少し残る程度にする。
- 煮詰めたじゃがいもを耐熱皿に移し、胡椒を振り、ピザ用チーズを上からまんべんなく振りかける。220度に予熱したオーブンで10分ほど焼く。
- チーズが溶けて表面にこんがりとした焼き色がついたら、オーブンから取り出して完成。
このグラタン・ドフィノワは、メインディッシュの付け合わせや、軽いランチとしてもぴったりの一品です。手軽に作れるので、もう一品、というときに試してみてはいかがでしょう。