今月のお菓子教室のランチは「パテ・アン・クルート」でした。
今思えば、昔、専用の陶器の型を持っていたのですが、当時は使い道が分からず、収納場所に困って処分してしまいました。
パウンド型を使っても良かったのですが、火も通りやすいので今回は型なしで作りました。
この料理に使うパイ生地は、それほど膨らみを必要としないので、ブリゼを使用。
フードプロセッサーでサッと作ってサッと折り込み、さっと成形して焼けば出来上がりです。
中身は合い挽き肉と玉ねぎ、ウィースキー、カレー粉、ケチャップなどで練り上げました。
卵もパン粉も入らないのでみっしりとした肉肉しい食感です。
前回は豚ひき肉で作ったのですが、今回の方がやや重めの仕上がりでした。
「パテ・アン・クルート」といえば、本来はトップに煙突を立てて焼き、焼き上がったらその煙突の穴からコンソメジュレを流し入れ、冷やして食べるものですが、今回はジュレなしだったので、切り分けた後、軽く温め直してサーブしました。
パイ生地もパリッとしますし、冷たいものを口にするのがためらわれる冬の寒い時期にはこの食べ方もいいかもしれませんね。
Contents
pâté en croûte レシピ
材料
パイ生地
パテ
合い挽き肉 500g
塩 小さじ1
こしょう
カレー粉 小さじ1/2
ウィスキー 大さじ1
ケチャップ 大さじ1
玉ねぎソテー
玉ねぎ 1/2個
オリーブオイル 小さじ1
ピスタチオ 30g
パン粉 少々
卵白 少々
作り方
- 玉ねぎをフードプロセッサーでみじん切りにし、フライパンに入れ、オリーブオイルを加えてしんなりして周りから焼き目がついてくるくらいまで炒める 取り出して冷ます。
- 1とその他のパテの材料をよく練って一塊にし、ラップに包んで冷凍庫で10分寝かせる。
- 生地を2等分にしてそれぞれ四角に伸ばし、一方の表面全体に卵白を塗り、パン粉を振って中心に2のせ、上からもう一方を被せて空気を抜きながら押さえる。
- 表面に卵白を塗って縁を留め、190℃〜180℃のオーブンで50分焼く。
- 焼きあがったら網に乗せて冷ます。
※リベイクは切り分けてから予熱なしの180℃で10分ほど。