お菓子作りにはなくてはならないボウル。いろいろな形や大きさがあって、一体どれを持っていればベストなのかがわからない、そう迷われる方も多いのではないでしょうか?
ボウル選びのポイント
形
何をどんなふうに混ぜるかでボウルの形を選ぶとよいです。平たい形ボウルは生地をすり混ぜたり、パイ生地やタルト生地などを切り混ぜたりする場合に使いやすいです。一方、クリームやメレンゲを泡立てるには、丸みを帯びた、深さのあるボウルが泡立ちやすく、きめ細かいしっかりとした泡が立ちます。
大きさ
材料の量によって、ボウルの大きさを変えることで、作業効率が上がり、出来上がりにも差が出ます。
材質
基本のボウルはステンレスがおすすめです。丈夫で酸にも強く、弱火で短時間なら直火に当てることもできます。電子レンジを使う場合用に、耐熱ガラス製もあると便利です。
手入れのしやすさ
ボウルはメレンゲなど、少しでも水気や油気が残っていると泡立たなくなってしまうなど、清潔にしておくことが失敗を防ぐことにもつながります。汚れが落ちやすく、劣化しにくい素材を選ぶのがおすすめです。
おすすめボウル3選
私自身が使っているボウルは以下の通りです。
工房アイザワ リング付ボール
丸みを帯びた形と、サイドについたリングに特徴があります。この形が泡立てには最適で、生クリームやメレンゲを立てるときには必ずこのボウルと決めています。
工房アイザワ リング付ボール 18cm
工房アイザワ リング付ボール 14cm
ステンレス広口ボウル
一般的な形のボウルで、生地をすり混ぜるだけのお菓子や、パイ生地、クッキー生地に使ったり、メレンゲを加える側の卵黄を混ぜるためのボウルにも使います。
口の広さに余裕があるので、パイやパン生地など、手で混ぜたり捏ねたりする場合、生地を台に取り出さずにボウルの中で作業できます。
遠藤商事 業務用 ボール 24cm 18-8ステンレス 日本製
遠藤商事 業務用 ボール 27cm 18-8ステンレス 日本製
耐熱ガラスボウル
カスタードクリームなど、電子レンジで作業をすることがよくあります。そんなときに役立つのが耐熱ガラスボウルです。
他に、レモンのように酸の強い食材を使う際には、金属だと反応しやすいので、ガラス製の耐熱ボウルを使っています。
iwaki(イワキ) 耐熱ガラス ボウル 丸型 外径18cm 900ml
iwaki(イワキ) 耐熱ガラス ボウル 丸型 外径21.3cm 1.5L
iwaki(イワキ) 耐熱ガラス ボウル 丸型 外径14.4cm 500ml
iwaki(イワキ) 耐熱ガラス ボウル 丸型 外径25cm 2.5L
これらのボウルを参考にしていただきながら、作業スタイルやお菓子作りのニーズに合わせて選んでみてください。
一つのボウルで全てをこなすのではなく、目的や作業に応じて最適なボウルを選ぶことで、お菓子作りがさらに楽しく、効率的になるでしょう。