味のベース

圧力鍋で時短&かんたん!牛すじのスープ


冬になるとよく作るのが牛すじのスープです。

牛すじ肉って?

昨日の鯛のあらもそうですが、牛すじ肉からも出汁がたっぷりとれて、プルプルコラーゲンもたっぷり!

身体が温まって元気が出そうな食材です。

結婚するまでは牛すじの存在すら知りませんでしたが、関西出身の夫が「すじが食べたいなあ。」と言うので、ああでもないこうでもないと作り直してきて、今のレシピになりました。

うちではベースになる牛すじ肉のスープを様々な料理に展開していきます。

牛肉のアキレス腱や横隔膜の一部分だそうですが、牛すじ自体、スーパーにいつでもある、というものではないので、見つけると買ってしまいますね。

レシピ

材料

牛すじ肉 430g
ねぎの青い部分 1本分
にんにく 1片
酒 50㏄
水 500㏄

作り方

  1. 牛すじ肉は50℃の湯でもみ洗いして、水からゆで、沸騰したら火を弱めずにあくが出なくなるまですくい続ける。
  2. ざるに空けてもう一度流水で洗い、水気を切って一口大に切る。
  3. にんにくは半割にして芽を除き、ねぎはざく切りにして軽くつぶす。
  4. 圧力鍋に②と③を入れ、酒と水を加えて蓋を閉めて強火にかける。圧が掛かったら弱火にし、30分加圧する。
  5. 加圧後、すぐに蓋に流水を当てて急冷する。
  6. 冷めたら器に移し入れ、冷蔵庫で一晩寝かせる。

一晩寝かせた牛すじのスープ

一晩寝かせると、表面はうっすら白い脂で覆われ、その下にはぷるっぷるのコラーゲンの塊が!

すじ肉にはゼラチン質が多く含まれている証拠です。

これを食べて一晩寝れば、お肌もつるつる(?)になれるかもしれません。

また、脂も捨てずに野菜を炒めるのに使うと、おいしい野菜炒めができます。

牛すじを使ったレシピ

牛すじで取ったスープは万能の出汁の素。
様々な料理に使えます。

牛すじの和風スープ

牛すじのスープに塩、胡椒、醤油適量を加えて調味し、シンプルにいただきます。
表面の脂は全部除けばあっさり仕上がりますし、コクがあるのがお好みなら半分残して一緒に煮てもおいしいです。

牛すじの韓国風スープ

韓国料理でよく使うのが「ダシダ」というスープの素です。
牛すじのスープはまさにそのダシダ。

私は塩こしょうで調味した牛すじスープにわかめをたっぷり加え、炒りごまを散らしたわかめスープが大好きです。

牛すじの土手焼き

広尾にある鉄板焼きのお店「甚六」で食べた料理を見よう見まねで作ったもので、柔らかく煮た牛すじに、こんにゃくと赤みそ、砂糖を加えて煮込んで作ります。

甚六に最後に行ったのはいつか思い出せないほどですが、家族でよく通っていたお店です。

牛すじのハヤシライス

牛すじのカレーライス

こちらにつきましては、追記させていただきますね。