フライパン料理

蟹のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ

五右衛門の「紅ズワイガニと海老と本からすみのアーリオオーリオペペロンチーノ」にはまってしまった娘のリクエストで、今日はなんとブランチ、夜と2食同じようなものを作らされました。

それがどんなものなのかに耳を傾けつつ、うちにあるもので作ってみました。

 

かにのアーリオ・オーリオ


まず1回目。
からすみはありませんでしたが、かにの胴体が冷凍庫にあったので、それでつくってみました。胴体って食べづらいですよね。それで残っていたようです。

レシピはこちら。

材料 1人分

かにの胴 2杯分
にんにく(みじん切り) 1片
鷹の爪 1本
スパゲティ 100g
オリーブオイル 大さじ2
茹で汁 レードル1杯
パセリのみじん切り 少々

作り方

  1. スパゲティを塩を加えた湯で、袋の表示よりも1分短く茹でる。
  2. 茹で上がり5分前になったら、フライパンににんにくと鷹の爪、かに、オリーブオイル大さじ1を加えて弱火で炒める。香りが立ったら火を止め、茹で汁をレードル1杯分を加えて煮立たせる。蓋をして2分ほど加熱する。
  3. 茹で上がったスパゲティを加え、茹で汁適量とオリーブオイル大さじ1を加え、箸でぐるぐる混ぜながら、煮汁を乳化させつつスパゲティに絡める。
  4. 胡椒を振って皿に盛る。パセリを散らす。

感想

かにの味もしっかりでているし、アーリオ・オーリオはもともとにんにくとオリーブオイル、唐辛子で作るさっぱり塩味のパスタのイメージでしたので、私的にはこんなもんかな、と思ったのですが、もっと汁気があって濃厚だったそうです。

確かに少し煮詰めすぎた気がしたのは事実。
あとはやっぱりからすみがないとだめかな、なんて反省をしつつ、またいつか作ってあげよう、と思っていました。

 

 

ところがです!

「かには缶詰でいいと思う、あとはからすみがやっぱり入った方がいいな、夜作れない?」

と本日2度目のリクエストが来てしまいました。

 

かに缶詰のアーリオ・オーリオ

食べたい、と言われたものはなんとか作れないかな、と思ってしまいます。

そこでかに缶とからすみを求めてスーパーに行ってきました。

かに缶はありました。ところが、からすみはなかったのです。スーパーの人に聞いてみると、「からすみは置いたことがないです。」とのことでした。

からすみパウダーはあるかな、と探してみると、これもありませんでした。

なので、今日のところは、かにのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノということになりました。

材料 1人分

かに缶(紅ズワイガニ) 1缶(100g)
にんにく(みじん切り) 1片
鷹の爪 1本
白ワイン 大さじ1
スパゲティ 100g
オリーブオイル 大さじ2
茹で汁 レードル1.5杯
青ねぎ 適量

作り方

  1. スパゲティを塩を加えた湯で、袋の表示よりも1分短く茹でる。
  2. 茹で上がり3分前になったら、フライパンににんにくと鷹の爪、オリーブオイル大さじ1を加えて弱火で炒める。香りが立ったら火を止め、白ワインを加えて煮立たせる。
  3. かに缶詰を汁ごと加えてさっと炒め、茹で汁を加えて1分ほど煮る。
  4. 茹で上がったスパゲティ、オリーブオイル大さじ1を加え、箸でぐるぐる混ぜながら、煮汁を乳化させつつスパゲティに絡める。
  5. 胡椒を振って皿に盛る。青ねぎを添える。

感想

1回目の反省点を踏まえ、煮汁を多めに残し、油分も増やして仕上げました。

からすみがない分、かにはたっぷり加えたのですが、風味が強すぎるかな、と思い、白ワインも少々加えて仕上げました。

結果、一度目よりは満足度が上がり、五右衛門風などとは口が裂けても言えませんが、「かにのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」としては合格だったようです。

 

 

それにしても材料費かかりすぎでしょう!?

「紅ズワイガニと海老と本からすみのアーリオオーリオペペロンチーノ」を1200円で出している五右衛門には頭が下がります。

これが食べたいならやっぱり五右衛門に行きなさいね~、とだけ伝えておきました。

Profile

吉川文子(よしかわふみこ)