あと数時間で新しい年を迎えますね。
今年の5月にスタートしたレシピマガジン。
この半年ちょっとでレシピ総数は120になりました。
最初のころは月に8本くらいと、ゆるりゆるりとスタートしたものの、11月くらいから2日に1本くらいと、スピード感を増してきました。
お菓子はほぼ毎日作っていましたが、それをちゃんとしたレシピに落とし込む、という作業はレシピマガジンを始めてから行うようになりました。
動画を撮っているものもあり、以前はメモ書き程度に残していただけですので、同じ試作でも作りっぱなしにするのと形に残すのとでは雲泥の差です。
私にとっては日々の試作がお菓子作りのモチベーションにつながっています。
2024年のしめくくりレシピ
さて、今年最後のレシピは洋梨の缶詰を使ったチョコレート風味のパウンドケーキ。
実は洋梨もチョコレートもホイップクリームも、冷蔵庫に少しずつ残っていたものでした。
相性のいいもの同士でしたので、組み合わせて作ってみたところ、食感が異常によくて、びっくり!
なんとも言えないふわふわ感としっとり感に魅了されました。
米粉ブレンドで軽やか
これもまた米粉がほんの少し入っているのですが、この米粉ブレンドが食感に影響しているのかな、と感じています。
米粉を少し加えるだけで、不思議な軽さが出るんですよね。
ホイップクリームでふんわり
それからホイップクリーム。
ごく少量の生クリームは書籍などでは許されないレシピですが、これも生地のふんわり感と軽さを出す上でいい仕事をしてくれてるんです。
ほんのりチョコ味
洋梨の風味を活かしたく、チョコレートケーキといってもチョコの量は控えめにしています。
これも軽さの一因ですね。チョコレートがたっぷり入ると、どうしても生地全体が重くなりますので。
チョコ風味を強めたいなら、小麦粉のうち10gをココアにするとよいかと思います。
こんな風に、レシピをちょっとずつ自分好みにアレンジするのもまた楽しい作業です。
チョコレートケーキと洋梨の相性
チョコレートの濃厚な風味と洋梨のやさしい甘みは、人気の組み合わせです。
ホイップクリームが加わることで、味わいに軽やかさが生まれ、食べやすく仕上がります。
缶詰の洋梨を使っていますので。季節を問わず楽しめるのもこのケーキの魅力です。
米粉ブレンドの魅力
このレシピでは、小麦粉に米粉を加えています。米粉をブレンドすることで、しっとり感と軽やかさをバランスよく実現しています。
米粉は小麦粉と違ってグルテンを含まないため、配合量が多すぎるとまとまりが悪くなり、もっちりしすぎたりするので配合には工夫が必要です。
美味しく作るためのポイント
- 洋梨のスライス:缶詰の洋梨は均一にスライスすることで、焼き上がりが美しく仕上がります。火の通りやすさを考えると、5mm厚さ程度がおすすめです。
- チョコレートの湯煎:少量のチョコレートを焦がさないよう、湯煎がおすすめです。
- 生クリームの立て具合:八分立てにすることで、ホイップクリームが生地にふんわりと馴染みます。
レシピはこちら
レシピと動画はレシピマガジンの専用ページでご覧になれます。
今年もアトリエ日記をご覧くださいまして、どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。