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桜いちごのシフォンケーキ

今朝は雪が少し降ったようでびっくりしましたが、降り積もることもなく、午後からは晴れてきれいな夕焼けが見れました。

さて、今月は桜のお菓子を紹介するので、桜リキュールを買ってしっかり準備しております。

桜のシフォンケーキ

今月のカフェスイーツで紹介している桜シフォンケーキ。

この季節にぴったりなので、作っては人に差し上げています。

いちごでアレンジ

今日は冷蔵庫にいちごがあったので、いちご入りの桜シフォンを焼いてみました。

生地を作っている途中から、色がほんのりピンク色になって気分が上がりました。

実は曲者、シフォンケーキ

他の先生もおっしゃっていましたが、シフォンケーキはレッスンで紹介するのは緊張するお菓子、できれば避けたいお菓子です。

理由はなぞに底上げしたり、大穴が空いたり、と事件(?)が起こりやすいデリケートなお菓子だからなのです。

昔、師匠の藤野真紀子先生が「シフォンは嫌なのよ。」

とおっしゃっているのを聞いて、「先生でもそんなお菓子がおありだなんて!」と印象的でした。

何かの撮影でシフォンを紹介するときは、それこそ前日に何台も仕込まれて撮影に臨む、とおっしゃっていました。

私の経験でも、シフォンはたまに気が向いて、何の気なしに作った方が成功率が高く、撮影のために試作を繰り返したりすると、途中から思い当たる理由もなく、うまくいかなくなり、撮影前日は眠れなかった、ということがありました。

今はそのような緊張感にさらされることなく、のんびり焼けています(笑)

さて、型を外してみると。。。

この瞬間、緊張しますよね。

でも、ちゃんとでてきましたよ〜

アイシングを添えて

スプーンでもできますが、今日は紙コルネで飾りました。

もともとアイシングは紙コルネ派だったんですが、「コルネはなしで。」と注文を出されることが多かったので、ずっとスプーンでやっていました。

確かにコルネを作るのが面倒といえば面倒なんですが、思い通りの太さに均一にかけるなら、スプーンよりもコルネの方がやりやすいような気がします。

試食タイム

いちごの水分が加わったのでどうかな、と思いましたが、腰折することもなく、しっとりふわふわのシフォンになりました。

桜のリキュールに少し塩分が含まれているせいか、アイシングのかかった部分が甘塩っぱくてアクセントになっています。

いちごは乗せても乗せなくても。

ヨーグルトを少し加えたホイップクリームなんかを添えてもおいしそうです。

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Profile

吉川文子(よしかわふみこ)