冬は朝、昼、晩問わず、温かいスープや汁物があると嬉しいですね。
鶏の旨味で野菜を美味しくするミネストローネ
今日は鶏肉といろいろな野菜を入れたミネストローネにしました。
肉と野菜を一緒に炒めてから煮込む方法でもいいのですが、蒸し鶏のしっとりとした食感を思い出し、まず鶏を蒸して、その蒸し汁をスープの出汁にしました。
蒸し鶏の下にキャベツを敷いて蒸し籠にくっつかないようにしつつ、鶏の旨味を下に落とす算段です。
とても濃いスープが取れて、鶏肉も煮込むよりもぱさつかず、一緒に蒸したキャベツもいい感じです。
じゃがいもを刻んでとろみづけ
じゃがいもを人参や玉ねぎと一緒にみじん切りにしたので、ちょうどよいとろみが出ました。
一方、マッシュルームとパプリカは「見せたい野菜」なので、みじん切りにはしませんでした。
食べるスープ
具材たっぷりのミネストローネは食べるスープ。
一皿で一食分の栄養が満遍なく摂れますし、身体も温まるので、朝食にぴったりです。
蒸し鶏と野菜のミネストローネ レシピ
材料
鶏もも肉 2枚
キャベツ 2枚
人参 1本
玉ねぎ 1個
じゃがいも 中2個
にんにく 1片
マッシュルーム 6個
パプリカ 1個
オリーブオイル 大さじ1
白ワイン 大さじ4
鶏肉の蒸し汁 3カップ
水 1カップ
ブーケガルニ 1袋
塩、胡椒
作り方
- 鶏もも肉は50℃の湯で洗って水気をふき、塩小さじ1、胡椒をまぶしつける。
- キャベツを蒸し籠に敷き、①を並べ入れる。蒸気の上がった鍋(バーミキュラ直径22㌢)にセットし、蓋をして強めの中火で8分、弱火で4分、最後に強火にして1分蒸す。そのまま5分蒸らす。
- 人参、玉ねぎ、じゃがいもは皮を向いてざく切りにし、にんにくと一緒にフードプロセッサーでみじん切りにする。マッシュルームは5ミリ厚さにスライスし、パプリカは1.5㌢角に切る。
- ②の蒸し汁を取り出し、鍋の中に③とオリーブオイルを加え、中火で炒める。途中で塩小さじ1、胡椒を振ってしんなりしたら④を加えて炒める。
- 白ワインを加えて煮立たせ、蒸し汁と水を加えて煮立たせる。アクを除き、ブーケガルニを加え、アクを除きながら15分ほど弱火で煮る。
- 鶏肉をそぎ切りにし、キャベツを2~3㌢角にして加え、ひと煮立ちさせる。