肉と野菜の炒め物でどうしても避けたいのが、仕上がりが水っぽくなることです。
なので基本、肉と野菜は別々に炒めて後から一緒にフライパンでさっと炒め合わせる、というパターンがほとんどです。
炒めた肉にレンジ蒸し野菜
今日は肉と合わせる野菜が水菜でした。
さっぱりと生の水菜を皿に敷き詰め、その上に炒めた肉を乗せようかと思ったのですが、炒めてくたっとさせずに、少ししんなりさせる程度に火を通したかったので、電子レンジで蒸すことにしました。
水菜から水気が出過ぎないよう、塩などは振らず、軽くレンジにかけるところがポイントです。
レンジ蒸しの後、水菜にごま油を少々垂らし、濃いめに味付けした肉を乗せ、全部一緒に混ぜて食べたらおいしかったです。
この方法、結構気に入りました。
肉が水っぽくならない上、野菜がたっぷり食べられますし、調理した器が耐熱性のものならそのままテーブルに出せます。
水菜のほか、レタスやきのこ類などもこの方法でいけそうです。
細切れ肉には仕上げに片栗粉
また、細切れ肉は余分な脂を拭くと固くなりがちですが、最後に片栗粉をまぶして炒めると、こんがりとした焼き目もついて食感がよくなることに気づきました。
炒める前に片栗粉をまぶすのがほとんどだと思いますが、あくや臭みがこもってしまいそうで、私はなんとなく後からまぶしています。
日々料理をしていると、レシピで見たことのない方法だけどやってみたら自分にとっては意外によかった、ということってありますよね。そんな発見が楽しいな、と思います。
牛肉の醤油炒め蒸し水菜添え レシピ
材料
4皿分
牛肉 500g
水菜 2袋
塩、胡椒、胡麻油、油、砂糖、醤油、片栗粉
作り方
1. 水菜はざく切りにして4等分にし、1人分ずつ耐熱皿に分ける
2. ラップをかぶせ、600Wの電子レンジで1分加熱し、ごま油を小さじ1かける
3. フライパンに油小さじ2を加えて火にかけ、肉を加えて箸でほぐしながら炒める
4. 塩小さじ1を振って炒め、余計な水分と脂を拭き取り、片栗粉小さじ1.5をふるいかけてこんがり焼き色がつき始めるまで炒める
5. 砂糖小さじ1/2を加えて炒め、醤油小さじ1.5を回しかけてさっと炒める
6. 水菜を半量ずつ取り出して5を等分にのせ、取り出した水菜をのせる