毎年、お正月用に焼いているガレット・デ・ロワ。
今年は大好きなショコラ味のガレットを作りました。
新年にお雑煮を食べた後、家族みんなで切り分けて食べましたが、家族のため、というよりこれはもう自分のために焼きました。
それくらい好きなガレットです。
パート・フィユテ・ショコラ
パイ生地はしっかり折り込みパイで。
練りパイでもできなくはありませんが、折パイで作ると食感は格別です。
ショコラですので、パイ生地にはココアが練り込まれています。
実はこのココア入りの折パイ、通常の折りパイよりも更に難易度が上がります。
ココアパウダーを練り込むと、生地がしまって伸ばすのが大変になるからです。
それでも2~3時間で生地作りは完了。
クレーム・ダマンド・ショコラ
そして中に詰めるクレームダマンドもショコラ味に。
単純にココアパウダーを足すのではなく、ガナッシュを作って練り込みます。
チョコレート入りのクレームダマンドの美味しさといったら!
チョコレート好きにはたまりませんね。
大晦日の晩、紅白を見ながら午後9時頃から生地を仕込み始め、年が明けて0時30分ころに焼き上がりました。
寝かせ時間をちょっと端折りましたが、翌朝食べたガレットのパイ生地のサクサク感に感動でした。
一切れのつもりがついもう一切れ。いつの間にか半分私のお腹に収まりました(笑)
バターをたっぷり使ったパイ生地に、バターとアーモンド、更にチョコレートをふんだんに使ったクリームを詰めた濃厚なガレットが、こんなにすいすい食べられてしまうのは、カルピスバターのお陰でしょうか?
今回の折り込みパイ生地は全く泣かず(バターが流れ出ないこと)、フィユテの名の通り、薄紙が何枚も重なったかのような仕上がりでした。
あー、このガレット、もっと食べたい!
そう思って今日もまたパイ生地を仕込むのでした。