試作

シフォンと台湾カステラの焼き比べと、食感を楽しむお菓子

今週はシフォンケーキと台湾カステラを中心に、いろいろな配合や焼き方を試していました。

砂糖の量や粉の種類、オーブンの違いで仕上がりが変わります。

改めて、奥の深いお菓子だと実感しました。

シフォンケーキの違いを比較

まずは通常より砂糖を多めにしたカステラ風シフォンケーキ。

しっとり感がぐっと増し、いつものシフォンとはまた違った食感になりました。

メレンゲがたくさん入るお菓子は、砂糖を10〜20g増やしても食べられないほど甘くはなりません。

それがかえって別の美味しさにつながりました。

一方、定番の米粉シフォンは軽く、さっぱりとした口当たりで安定のおいしさ。

どちらにもそれぞれのよさがあり、その日の気分で食べ分けたくなります。

型外しは最近ほとんど手外しです。

米粉のシフォンはとてもやわらかく、ナイフを使うとどうしても生地を傷つけてしまうので、手で外す方法が一番きれいに仕上がるように感じています。

台湾カステラはオーブンとの相性が重要

台湾カステラはガスオーブンでも焼いてみました。

焼き終わる頃には湯煎のお湯がほとんどなくなっていて、オーブンによる違いを改めて実感。

表面はしっかり乾いていても、中はふるふる。

同じレシピでもオーブンによって焼き上がりが大きく変わる、本当に個性が出やすいお菓子です。

今回はシナモンを加えたスパイスカステラを試しました。

台湾カステラは卵の風味が強く出るので、スパイスや紅茶、柑橘など、何か香りを加えるアレンジもよく合います。

新しいレシピも少しずつ

新しいパウンドケーキの試作も。

今回はバターとオイルを併用したパウンドケーキです。

外側はさっくり、中はふんわり。

それぞれのよいところを生かせたような食感になり、期待の高まるレシピです。

今月のレッスンメニュー

今月のお菓子教室は、抹茶小豆クリームタルト。

今日は表面に模様をつけるバージョンで仕上げました。

さっくり、しっとり、そしてほろりと崩れるタルト生地に、抹茶のほろ苦さと小豆クリームのやさしい甘さ。

この組み合わせは何度食べても飽きません。

アールグレイのショートブレッド

最後は、アールグレイのショートブレッド。

低温でじっくり焼くことで、サクサク、ほろっとした独特の食感になります。

この食感は他のクッキーではなかなか味わえず、とても好評でした。

 

Profile

吉川文子(よしかわふみこ)