黒ビールが少し残ったので
黒ビールを使ってケーキを焼きました。
残ったビールを使って作ったのがこの一皿です。
黒ビールというと苦味が強そうなイメージがありますが、煮込んでみるとアルコールや苦味はほとんど感じられず、深みのあるコクだけが残ります。
フランドル風の煮込みを家庭向けにアレンジ
この料理のベースになっているのは、ベルギーやフランス北部で親しまれている「豚肉のフランドル風」です。
本来は豚肉や牛肉の塊を黒ビールでじっくり煮込み、数時間かけて仕上げる郷土料理。黒ビールのコクと茶色くなるまでしっかりと炒めた玉ねぎの甘みを生かした、味わい深い煮込みです。
その料理を思い出し、冷蔵庫にあった豚こま切れ肉を使い、煮込み時間も5〜6分ほどに短縮しました。
特別な材料や長時間の調理は必要なく、黒ビールならではの風味はしっかり楽しめました。
オールスパイスをほんの少し
今回はオールスパイスを少量加えました。
ほんの少し加えるだけで黒ビールの風味とよくなじみ、味に奥行きが生まれます。
主張しすぎず、全体をまとめてくれる隠し味のような存在です。
豚こまはほぐさず焼く
豚こま切れ肉は、炒めるときにあえて細かくほぐしません。
軽くまとまった状態で焼き色をつけることで、肉の旨味を閉じ込め、食べ応えも生まれます。
米粉をまぶしてから焼くので、煮汁にも自然なとろみがつき、短時間の煮込みでも味がよく絡みます。
オイスターソースでコクをプラス
仕上げはオイスターソースだけ。
黒ビールと玉ねぎだけでも十分コクがありますが、オイスターソースを加えることで旨味がまとまり、ご飯にもパンにも合う味になります。
黒ビールが余ったらこれ
豚こま切れ肉なら下ごしらえも簡単で、煮込み時間も短く、思い立ったらすぐに作れます。
手軽なのに、いつもの煮込みとはひと味違う深い味わいが楽しめました。
先に作ったケーキもとても美味しかったので、黒ビール1本でメインとデザートができました。
豚細切れ肉と玉ねぎの黒ビール煮 レシピ
材料(4人分)
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黒ビール(ギネス) 1カップ
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豚こま切れ肉 500g
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玉ねぎ 1個(スライス)
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塩 小さじ1
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オールスパイス 少々
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油 小さじ2
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米粉 大さじ2
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オイスターソース 大さじ1〜2
(今回は大さじ2入れてもおいしく仕上がりました)
作り方
- 豚肉に塩とオールスパイスをまぶし、米粉を全体にふりかけてなじませる。
- フライパンに油小さじ2を熱し、豚肉を入れて焼き色をつけるように炒める。この時、あまりほぐさずに焼く。
- 焼き色がついたら一度取り出す。
- フライパンの余分な油を軽く拭き取り、玉ねぎを炒める。甘い香りがして薄茶色になったら豚肉を戻し入れ、黒ビールを加えて煮立たせる。
- 弱火で5〜6分煮込み、オイスターソースを加えてひと煮立ちさせる。
MEMO
黒ビールを使っていても、煮込むことで苦味はほとんど残りません。翌朝に食べるとさらに味がなじみ、「ビールを使った」と言われなければ分からないほど自然なコクが楽しめました。