試作

オイルで作るさくさく紅茶のショートブレッド

オイルで作る軽いショートブレッド

オイルで作るショートブレッドは、軽くてサクサクとした食感が気に入ってよく作っています。

今回はアールグレイのティーバッグを加え、紅茶の香りを楽しめるショートブレッドにしました。

焼いている間から紅茶の香りが広がります。

サクサク食感の決め手

ショートブレッドをサクサクに仕上げるコツは、油を減らさないことです。

生地をまとめようとして水分を増やすのではなく、油分でつなげることで、生地が固くならず、ほろりと崩れるような食感になります。

口どけもよくなり、ショートブレッドらしいリッチな味わいが生まれます。

脂肪分と水分のバランスで変化する食感

ショートブレッドは、もともとバターの風味とさっくりした食感を楽しむお菓子です。

そのため、オイルで作る場合も、脂肪分は控えずにしっかり入れています。

粉類、油分、水分のバランスを少し変えるだけで、クッキーの食感は驚くほど変化します。

配合によって全く違う焼き菓子になるところが、おもしろいところです。

厚みのあるクッキーをおいしく作るために

ショートブレッドやスノーボール、ガレットのような厚みのあるクッキーは、脂肪分をしっかり入れた方がおいしく仕上がります。

オイルのクッキーは、生地をしっかりつなげることで粉っぽさがなくなり、油分が素材の旨みを引き立ててくれます。

成形と焼き方のポイント

ショートブレッドの穴あけは、生地を切り分ける前に行います。

切り分けてから穴をあけると、生地が横に広がってしまうためです。

焼くときは高温ではなく、低めの温度でじっくり。

ほんのり白さが残るくらいの焼き色で仕上げると、ショートブレッドらしい軽い食感と口どけが楽しめます。

紅茶の香りとサクサクとした食感がよく合う、ティータイムにぴったりの一枚です。

Profile

吉川文子(よしかわふみこ)