試作

新しい生地とクリームでレモンパイの試作

国産レモンが旬ですね。

レモンのお菓子には、果汁よりも皮のすりおろしを使うことが多いので、
黄色い皮がほとんどなくなったレモンが残ります。


撮影後も、そんなレモンがゴロゴロ出ました。

100%レモン果汁のレモンクリーム

果汁を大量に使うものといえば、レモンクリーム。

その他のお菓子には、酸っぱくなってしまうのでそこまで使えません。

 

レモンクリームをつくるときは、果汁に水を足して酸味をやわらげるのですが、大量に果汁があったので、全量レモン果汁で作ってみることにしました。

砂糖は、びっくりするくらいたくさん入りますが、酸味とのバランスを取るために、ある程度は必要なんですよね。

少量の粉は、薄力粉にするかコーンスターチにするか迷うところですが、今日はコーンスターチにしました。

レモンクリームは電子レンジで

私は、レモンクリームは電子レンジで作る派です。
理由のひとつは、手軽なことです。
もう一つは、金属の鍋を使いたくないからです。
できれば、金属のボウルも使わずに仕上げたいのです。

泡立て器も金属製なので、金属同士がこすり合わされると、
酸の影響で、レモンクリームの味が変わってしまうのが気になるんです。
なので、耐熱ガラスボウルで作れる電子レンジを選んでいます。

新しいパイ生地

パイ生地も、新しいレシピで作ってみました。

フードプロセッサー不使用で

いつもはフードプロセッサーで途中まで作るのですが、
今日は、最初から最後まで、すべて手作業で作っていきます。

フードプロセッサーは便利なんですけれど、バターが細かくなりすぎて、層ができにくくなるんですよね。
今回のは、層がブワーッと膨らむほどではありませんが、バターと粉が粉チーズ状にはならないので、ある程度ふくらんで、軽い食感に仕上がります。

パイ生地の水分

パイ生地は、水の分量と加え方が大事で、水分が多過ぎれば、べたべたになりますし、少な過ぎれば、生地がまとまりにくくなったり、のばしにくくなったりします。

また、最初から一箇所に全部入れてしまうと、均一に混ざりませんし、必要以上に回数多く分けて入れ過ると、水分が過剰に入って、柔らかくなりすぎてしまいます。

何度も作っていると、手の感覚で、生地のまとまり具合が掴めるようになってきます。

折り込みを手軽にするコツ

パイ生地は折り込みを少し入れてやると、繊細な食感が楽しめるので、一手間ですが、やっておきます。

小麦粉300g以上になると、伸ばすのも大変ですが、100g程度の粉で作るパイ生地なら、楽に伸ばせます。

強力粉が入ると、バリッとしておいしいんですが、薄力粉だけの方が、伸ばすのは楽です。

四角を丸にするコツ

四角を丸に伸ばすのは、難しいですよね。
長方形からスタートすると、丸になりにくいので、生地をまず正方形に近づけると、やりやすいです。

常に生地を回しながら、麺棒で伸ばすのもポイントですね。

麺棒は、できれば太いものがおすすめです。
麺棒の重みで、少ない力で伸ばせるからです。

レモンパイの仕上げ

冷ましたレモンクリームを、空焼きしたパイに詰めた後、メレンゲをもりつけて、バーナーで焦げ目をつけて、完成。

のはずだったのですが、なんと、ガスボンベが切れていました。

確か1本残っていたはず、と思って探してみましたが、ないものはないのです💦

仕方なく、オーブンで焼くことに。
ちょっと弱々しい焦げ目でしたが、なんとかできました。

試食してみて

食べてみたところ、やはりレモンクリームの酸味が強めでした。

ずっと食べ続けるのが辛いレベルです(笑)

過去に試作したレモンクリームのレシピを振り返ると、以前作った、米粉のレモンパイのフィリングがおいしかったことを思い出しました。

今度は、そちらで作りたいと思います。

空焼きしたパイは、底まで層がしっかり出ていて、サクサクの食感でした。

このパイ生地、なかなか優秀です。

バーナーのボンベも調達できたので、近々また作りたいと思います。

Profile

吉川文子(よしかわふみこ)