フライパン料理

赤ワインソースたっぷり!ミートローフとじゃがいものフライパン蒸し焼き

先日のレッスンでランチに召し上がっていただいたミートローフです。
じゃがいもと一緒にフライパンに入れて蒸し焼きにしました。

パセリたっぷりのミートローフ

ミートローフにパセリを山ほど加えるのは、実家のレシピから。

昔、母がハンバーグを作っているのを見ていたら、買ってきたパセリ1袋を全部加えていたのに衝撃を受けました。

「そんなに入れて大丈夫?」
と尋ねたら、「全然大丈夫。」とのことで、実際に食べてみると、パセリ臭は感じられず、肉の臭みや脂っこさだけ消し去られていました。

じゃがいもは北海こがね

いつもの北あかりを使いたいところでしたが、火通りが早く、煮崩れやすいので、今回は北海こがねというじゃがいもを使いました。

北海こがねはフライドポテトによく使われる品種で、煮崩れしにくいのが特徴です。また、凹凸が少なくコスパの良い品種とも言われています。

赤ワインソースをたっぷりと

ソースは添えるというより上から流しかけてサーブします。

やや甘めの赤ワインソースがミートローフによく合いました。

赤ワインだけ先にレンジで加熱してアルコール分を飛ばした後、残りの材料を加えて再度加熱して仕上げます。

実はソースがなかったことに後から気づき、レンジでささっと作りました。
ミートローフを蒸し焼きにして、取り出した後のフライパンで作った方が旨味が増します。

ただ、フライパンだとフランベ状態になって炎が上がるのが怖いですよね。それならレンジの方がいいかも。

どちらでもOKです。

赤かぶのピクルス

一緒にそえたのは赤かぶのピクルスです。

作った翌日食べたらなんだか味が薄くて失敗したかな、と思ったのですが、3日目あたりからぐんぐん味が染み込み、おいしくなりました。皮付きのまま漬け込んだので、時間がかかったようです。

お菓子作りで使うシロップ(水:砂糖を2:1の割合で煮溶かしたもの)が残っていたのでそれを利用して甘酸っぱい漬け汁にしました。

赤ワインソースで食べるミートローフとじゃがいもの蒸し焼き レシピ

材料

A

豚ひき肉 500g
塩 小さじ1
パン粉 1/3カップ
胡椒 少々
ケチャップ 大さじ1
パセリ 1袋
玉ねぎ 1/2個

強力粉 大さじ1
油 大さじ2

じゃがいも(北海こがね) 5個
塩 小さじ1/3
胡椒
白ワイン 1/2カップ

赤ワインソース

赤ワイン 100g 
ケチャップ 50g
トンカツソース 30g
ポン酢 20g
にんじんのすりおろし 50g 
砂糖 小さじ1 

作り方

1. じゃがいもは皮を剥いて1センチの拍子木切りにし、水にさらす 耐熱ボウルに入れて中心をくぼませ、ラップをかぶせてレンジで3分加熱してザルに空ける
2. パセリ、玉ねぎはみじん切りにし、その他のAと共にボウルに入れてよくこねる
3. フライパンに2を入れ、手で楕円型に整える 強力粉を表面全体にまぶしつける
4. 油大匙1を回しかけ、中火にかけて焼き、蓋をして弱火で5分ほど焼く
5. ひっくり返して余計な油を拭き取り、1を肉の周りに詰める。
6. じゃがいもに塩、胡椒、油大匙1を回しかけ、白ワインを回し入れて強火で1分ほど煮る
7. 蓋をして弱火で15分煮込む
8. 肉に串を刺して透明な肉汁が出れば火が通っている
9. 赤ワインソースを作る。赤ワインを耐熱容器に入れて、レンジで2分加熱する。残りの材料を加えて更に2分加熱し、8にかける。

赤かぶのピクルス レシピ

材料

赤蕪 2個
シロップ(水:砂糖を2:1の割合で煮溶かしたもの)1/3カップ
塩 小さじ1/3
酢 大さじ3

作り方

1. かぶは皮付きのまま7〜8ミリ厚さの櫛形に切り、さらに半分に切る
2. シロップをレンジで1分煮立たせ、塩と酢を加え混ぜる
3. 1をポリ袋に入れ、2を注いで口を閉じ、30分置く
4. 容器に移して冷蔵庫に入れる

Profile

吉川文子(よしかわふみこ)