季節が秋に向かって動き出すと同時に、煮込み料理が食べたくなりますね。
煮込みハンバーグは、お肉の旨みがたっぷり詰まったソースでじっくりと煮込むことで、ふんわりとした食感とコク深い味わいを楽しめる料理です。
今月のお菓子教室のランチでお出しした煮込みハンバーグが好評でした。
ふっくらジューシーでおいしかったので、ご紹介したいと思います。
煮込みハンバーグのおいしさとメリット
煮込みハンバーグの魅力は、なんといってもその柔らかさとソースの深い味わいです。合い挽き肉を使ったハンバーグは、ジューシーで食べ応えがあり、トマトベースのソースと一緒に煮込むことでお肉にしっかりと味が染み込みます。
また、ハンバーグは中まで火が通ったか気になるものですが、煮込みならその心配もありません。
今回のレシピではマーマレードやバルサミコ酢を使うことで、甘みと酸味のバランスが取れたソースに仕上がります。パンやご飯と一緒にいただくと、満足感のある食事になります。
ハンバーグを美味しく仕上げるポイント
ハンバーグを作る際、肉だねをしっかりと練ることで、焼いたときにふんわりとした食感が得られます。
また、焼く前に表面に小麦粉をまぶすことで、煮込んだときにハンバーグが崩れにくくなり、ソースがしっかりと絡むようになります。
ウイスキーを使ってフランベすること(しなくても強火で煮詰めれたOKです)で、香ばしい風味が加わり、ハンバーグ全体の味が引き立ちます。
ソースにひと工夫で味わい深く
ソースにはカットトマト缶をベースにし、鶏ガラスープで旨みをプラスします。
マーマレードやバルサミコ酢、ウスターソースを加えることで、甘みや酸味、コクが絶妙に調和したソースに仕上がります。
最後にケチャップや砂糖を加え、好みで味を調えます。
フライパンで煮込み時間を短縮
煮込む時間は短時間でも、フライパンを使えばソースが煮詰まり、ハンバーグに深い味わいが染み込んで美味しくなります。
煮込みハンバーグのレシピ
材料
4人分
- 合い挽き肉:500g
- 卵:1/2個
- パン粉:大さじ4
- 塩、胡椒:適量
- オリーブオイル:適量
- 玉ねぎ:1/2個(みじん切り)
- ピーマンのレンジ蒸し:ピーマン1個分
- ウイスキー:大さじ2
- カットトマト缶:1缶
- 水:300ml
- 鶏ガラスープ:小さじ1
- ローリエ:1枚
- マーマレード:大さじ1
- バルサミコ酢:大さじ1
- ウスターソース:大さじ1
- ケチャップ:大さじ1
- 砂糖:ひとつまみ
- 小麦粉:適量
下準備
- 玉ねぎをみじん切りにする
- ピーマンのレンジ蒸しを作る:ピーマン2個を細切りにし、耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで2分加熱します。加熱後、粗熱を取って細かく刻む。
作り方
- ボウルに合い挽き肉、卵、パン粉、玉ねぎ、塩(小さじ1/2)、胡椒、ピーマンのレンジ蒸しを入れ、粘りが出るまでしっかりと練り混ぜます。4等分して小判形に成形します。
- ハンバーグの表面に小麦粉をまぶし、フライパンにオリーブオイルを熱して中火で両面に焼き色をつけます。
- フライパンにウイスキーを加え、アルコールを飛ばしながら煮立たせます。
- カットトマト缶、水、鶏ガラスープを加え、沸騰させます。
- ローリエを加え、蓋をして3分ほど煮込みます。
- 煮汁をハンバーグにかけながら3〜4分ほど煮込みます。
- マーマレード、バルサミコ酢、ウスターソースを加え、蓋をしてさらに5分煮込みます。
- ケチャップ、砂糖を加え、塩少々で味を調整し、ひと煮立ちさせたら完成です。