桃の季節もそろそろ終盤。
ということで、駆け込みになりますが、新しい動画レッスンを作りました。
桃とラズベリーのサバラン
メニューは先日、インスタで投稿したところ、おいしそう!
とおっしゃっていただいた桃とラズベリーのサバランです。
桃とラズベリーといえば、ピーチメルバが思い浮かびますよね。
そこで、サバラン・ピーチメルバと名付けました。
ピーチメルバとサバランの歴史と由来
ピーチメルバの誕生
ピーチメルバは、19世紀末にフランスのシェフ、オーギュスト・エスコフィエによって考案されました。オーストラリアのオペラ歌手ネリー・メルバに敬意を表して作られ、バニラアイスクリーム、ピーチ、ラズベリーソースを組み合わせたデザートです。
サバランの由来
サバランはフランスの伝統的なデザートで、フランスの美食家、ブリア=サヴァランにちなんで名付けられました。
シロップに浸したリッチなイースト生地のケーキで、ラム酒やキルシュで風味付けされることが多いです。生地がシロップをたっぷり吸収することで、しっとりとした口当たりが生まれ、その芳醇な味わいは今もなお愛され続けています。
サバラン・ピーチメルバ
このレシピでは、ピーチメルバとサバランを組み合わせてみました。
ジューシーな桃のコンポートの煮汁をサバラン生地にたっぷり含ませ、桃とラズベリー、ホイップクリームで組み立てたデザートです。
桃のコンポート
まずは桃のコンポートを作るところからスタート。サバラン生地にコンポートの煮汁をたっぷり吸わせるためです。
コンポート作りが面倒、夏以外にも楽しみたい、という方には缶詰がおすすめです。
缶詰のシロップに白ワインやレモン汁、キルシュなどを少し加えると大人っぽい味になると思います。
夏のデザートにぴったり!
サバランは作った当日よりも翌日、翌々日とおいしさが増してくるので、おもてなしにもおすすめ。
冷たく冷やして食べると、口の中で爽やかな甘さが広がって、真夏のデザートにぴったりです。
工程が多く、難しそうに思われるサバランですが、今回はとっても手軽に作れる方法を紹介しています。
ぜひチャレンジしてみてください。