秋から冬にかけてはいろんな野菜が出てきて
カリフラワーもこれからがおいしい季節ですよね。
今では見つけると必ず買う野菜ですが、以前はほとんど目に入らない存在でした。
私がカリフラワーのおいしさに目覚めたのは、アルザス料理のお店で食べた料理が
きっかけでした。
アルザス料理店 コテ・フー
何年前でしょうか。打ち合わせを兼ねてアルザス料理のお店に連れて行っていただいたことがあります。
タルトフランベが有名で、こじんまりとした店内に鎮座する大きな石窯が印象的なお店でした。
名物、パリパリとした薄焼きピザ風のタルトフランベや、溶岩石で焼くステーキもとっても美味しかったのですが、
一番に思い出すのがカリフラワーの石窯焼きでした。
丸ごと半分くらいの大きさに切って焼き、どんとテーブルに出されたカリフラワーの
インパクトはかなりのものでした。
石窯で焼かれたカリフラワーはところどころ焦げ目がついて、見るからにおいしそうです。
食べてみると、ほくほくしていて味がしっかり出ています。
もろもろした食感で、特に印象に残らない淡白な味、という
今までのカリフラワーに対するイメージが覆されました。
カリフラワーのオーブン焼き
それ以来、うちではカリフラワーと言えばオーブンで焼いて食べるようになりました。
ただ、石窯のようなわけには行かないので、小房に分けたり、スライスしたりして
火が通りやすいように焼いていますが、切り方によってもいろいろな食感が楽しめて、
それがまた嬉しい発見でした。
カリフラワーとスパイス
カリフラワーの淡白な味は、言い換えれば、どんな味付けも受け止めてくれる、
ということですので、積極的にスパイスや調味料を使っています。
・シンプルに塩、こしょうで
・クミンシード&コリアンダーパウダー
・パプリカパウダー&チリパウダー
・カレー粉…
シンプルな味から個性的なスパイスまで何でも来い、です。
レシピ
特に気に入っているのがカレー粉を振って焼いたカリフラワーです。
手軽でおいしく、家族も喜ぶので普段からよく作ります。
材料 3~4人分(26×21×高さ4.5㎝のバット使用)
塩 小さじ1
カレー粉 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
作り方
- カリフラワーは茎を落として小房に分け、バットに並べる。
- 調味料を振って200℃に予熱したオーブンで20~25分、ところどころ焼き色がつくまで焼く。
オレンジ色のカリフラワー
スーパーで時々見かけるのがオレンジ色をしたカリフラワーです。
最初は「えっ!」と思いましたが、食べてみると甘くておいしい!
「オレンジブーケ」という品種だそうで、なんだか名前まで素敵ですよね。
濃いオレンジ色から受けるイメージ通り、βカロチンが豊富に含まれるそうです。
ということは、見つけたら即買いですね!
おいしいカリフラワーがお安く手に入る時期。
いろいろ料理に使ってみたいと思います。