試作

ダックワーズでピスタチオのロールケーキ

ダックワーズの生地が好きです。

日本では小判形に焼いてクリームをサンドしたお菓子として知られていますが、フランスではもっと自由な形で楽しまれています。

大きく焼いてクリームを挟んだものや、薄く焼いた生地とクリームを何層にも重ねたものなど、さまざまなバリエーションがあります。

今回はそんなダックワーズ生地を使って、ロールケーキにしてみました。

ダックワーズに合うクリームとは

ダックワーズはアーモンドの風味豊かな軽い生地ですが、生地そのものに存在感があります。

そのため、ふわふわの生クリームよりも、バタークリームやガナッシュ、カスタードなど、少しコクのあるクリームの方がよく合うように感じます。

メレンゲベースの軽い生地に、濃厚なクリームを薄く合わせると、全体のバランスがとてもよくなります。

ロールケーキ用ダックワーズ生地

今回はロールケーキとして巻けるよう、通常のダックワーズよりも粉の割合を増やしました。

軽さを残しながらも、巻いたときに割れにくい丈夫な生地になりました。

実際にダックワーズ生地でロールケーキを作ってみると、とても相性がよく、新しいおいしさに出会えます。

クリームのアレンジ自在

これまでにも、ダックワーズ生地にはプラリネやコーヒーのバタークリーム、フルーツピューレを加えたバタークリーム、ガナッシュ、さらにはカスタードにバターとメレンゲを加えたムースリーヌなど、いろいろなクリームを合わせてきました。

どの組み合わせもそれぞれ魅力があり、リッチなお菓子に仕上がります。

特にチョコレートやナッツ系のクリームとの相性は抜群です。

ホワイトチョコベースのピスタチオクリーム

今回はホワイトチョコレートをベースにしたピスタチオクリームを巻きました。

ピスタチオのバタークリームに比べるとマイルドな味で、口当たりもなめらかです。

ピスタチオの風味はしっかり感じられながらも主張しすぎず、ダックワーズ生地とのバランスもぴったりでした。

アーモンドの香ばしさとピスタチオのコクが重なり、満足感のある仕上がりになりました。

冷凍保存もOK

切り分けやすく、冷凍保存もできるので、プレゼントにも向いています。

見た目にも少し特別感があり、一般的なロールケーキとはひと味違った印象です。

ダックワーズを使ったお気に入りの一品になりました。

Profile

吉川文子(よしかわふみこ)