時短料理

発酵なし、すぐに食べられるシュークルート


生協から巨大なキャベツが届きました。

周りの葉10枚くらい取って一品作ったものの、まだまだあります。

実は昨日、今日キャベツが届くことを忘れて別に1個買ってきてしまったのです。
だから、今日届いた分は1個全部使い切りたかった。

というわけで、キャベツ消費のため、シュークルートを作ることにしました。

シュークルートとは?

「シュークルート」とは、アルザス地方の伝統料理で、なんと15世紀ごろから作られているそうです。

千切りにしたキャベツに塩を加えて2週間以上寝かせることで発酵させた保存食です。

酸味のあるキャベツで、肉や魚に添えたり、そのままサラダとしても食べられます。

シュークルートとザワークラウトの違い

シュークルートとザワークラウト、実は同じ料理です。

フランスとドイツにまたがるアルザス地方では、フランス語でシュークルート、ドイツ語でザワークラウトになります。

ドイツ産 キューネ ザワークラウト バレル 850ml × 2個

シュークルート810g缶 シャンパン風味 フランス産

シュークルートを保存するのに適した容器

保存食にはやはり衛生的な容器が一番ですね。

ドイツとフランスの老舗メーカーの保存瓶をご紹介します。

ドイツのガラス容器ブランドWECK

ドイツはザワークラウト(シュークルート)の本場ですので、こちらをおすすめ!

丸ごと煮沸消毒ができ、別売りのゴムパッキンやクリップでしっかり密閉できます。オールガラスなので錆びの心配もありません。

WECK ウェック WECKキャニスター ガラス瓶 チューリップ 容量1000ml

WECK ゴムパッキン & クリップ セット L

WECK保存瓶のパッキンの使い方

フランス生まれのおしゃれな保存瓶ル・パルフェ

フランス保存瓶老舗メーカー、ル・パルフェのガラス瓶もシュークルートの保存にはぴったりです。

シンプルな広口デザインで、内部洗浄も簡単にできる密封瓶で、フルーツや野菜の保存に最適です。

こちらはパッキン付きで売られているのが嬉しいですね。

ル・パルフェ(Le Parfait) ガラス瓶 保存容器 750cc

すぐに作れる簡単シュークルート

今回ご紹介するのは熟成させないシュークルート。

上でご紹介した本来の作り方とは異なりますが、フライパンに材料をどんどん加えて蒸し炒めにするだけなので、手軽に作れますし、作り置きももちろん可能。

肉料理の付け合わせやサンドイッチの具材にもぴったりです。

シュークルートの隠し味にりんごのすりおろし

白ワインや白ワインビネガーをたくさん入れるので、酸味とのバランスを取るため、りんごのすりおろしを隠し味に加えてみました。りんごの代わりに砂糖小さじ1を加えてもOKです。

発酵なしすぐ食べられるシュークルート レシピ

材料

キャベツ 小さめの中1個
玉ねぎ 小2個
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ1+少々
コショウ
クミンシード 小さじ1
白ワイン 60㏄
水 60㏄
白ワインビネガー60㏄
ウインナー 10本
ベーコン 50g
りんごのすりおろし 1/2個分

作り方

  1. キャベツは千切りにする。玉ねぎはスライスする。にんにくは半割にして芽を除く。ベーコンは5~6㎜厚さに切る。
  2. フライパンに玉ねぎとにんにく、オリーブオイルを加えてしんなりするまで炒める。塩小さじ2/3、クミンシード、胡椒を振って炒め、白ワインを加えて煮立たせる。
  3. 水とビネガーを加えて煮立たせ、キャベツの半量を敷き詰める。ウィンナーとベーコンを並べ入れ、残りのキャベツを敷き詰め、りんごのすりおろしと残りに塩、胡椒を振る。
  4. 蓋をして中火で15分煮込む。途中で上下を返して混ぜながら火を通す。煮汁がほとんどなくなるくらい。塩、胡椒で調味する。