暑い夏にぴったりのさっぱりとした料理、えのき茸の冷や汁風をご紹介します。
郷土料理の冷や汁をアレンジし、魚や薬味を使わずにえのき茸と豆腐で作るシンプルなレシピです。
冷たい味噌汁のようなこの料理は、えのき茸と絹ごし豆腐のなめらかな食感と梅の酸味が特徴です。味噌のコクも加わり、食欲をそそる一品に仕上がります。
えのき茸は低カロリーでありながら食物繊維やビタミンが豊富に含まれており、豆腐はたんぱく質とカルシウムがたっぷり。ヘルシーレシピです。
冷や汁とは?
冷や汁は日本の夏の伝統的な郷土料理の一つで、主に宮崎県や埼玉県で親しまれています。
通常、焼いた魚や大葉、きゅうりなどの薬味を加えた味噌ベースの冷たい汁物として提供されます。
今回はよりシンプルに、えのき茸と豆腐で冷や汁風にアレンジしました。
作り方のポイント
えのき茸と豆腐を使ったこのレシピは、とてもシンプルで短時間で作れます。
梅干しの塩分を調整しながら、味噌を少しずつ加えて味を整えることがポイントです。
最後に冷蔵庫でしっかりと冷やすことで、より一層美味しくなります。
レシピ
材料
- えのき茸: 2パック
- 豆腐: 1/2丁
- 梅干し: 2個
- だしの素: 1袋
- 水: 1カップ
- 味噌: 小さじ1
- 塩: 少々
- ごま油: 小さじ1
下準備
- えのき茸は根本を落として3等分にする。
- 豆腐は1センチ厚さに切り、さらに半分に切る。
作り方
- 鍋にごま油小さじ1を熱し、えのき茸を加えて炒める。
- えのき茸がしんなりしたら、梅干しを加えて炒める。
- 水とだしの素を加えて煮立たせる。
- 豆腐を加え、一煮立ちさせる。
- 味噌を加えて溶かし、塩少々で調味する。
- 再度一煮立ちさせた後、粗熱を取る。
- 冷蔵庫で冷やして完成。
えのき茸のシャキシャキとした食感と、絹ごし豆腐のなめらかさ、さらに、梅干しの酸味がさっぱりとした風味を引き立て、暑い夏でも食欲をそそる一品に仕上がります。
味噌のコクが全体の味をまとめ、満足感のある味わいに。