今年もクラシックアップルパイを焼きました
アップルパイの季節がやってきました。
最近は小さめのパイ皿を使うことが多いのですが、今回は久しぶりに直径21cmのパイ皿を取り出しました。
毎年作り続けているクラシックアップルパイです。
このアップルパイは、オーブンに入れるとパイ生地の層が大きく膨らむのが特徴です。
配合は長年変えていませんが、作るたびに工程を少しずつ見直しています。
アップルパイにベストなりんごが手に入りました
アップルパイに使うりんごは、できれば紅玉を選びたいと思っています。
紅玉は酸味が強く、加熱すると甘みとのバランスがよくなるので、パイ生地との相性も抜群です。
ただ、紅玉は出回る時期が限られているうえ、サイズや果肉の状態もさまざま。
今回は、大きさも質感もちょうどよい紅玉が手に入りました。
りんごの状態がよいと、それだけで美味しいアップルパイに一歩近づけたような気がします。
りんごの品種によってフィリングの作り方を変える
アップルパイのフィリングは、りんごを煮ればよいというものでもありません。
品種によって甘さも酸味も違いますし、加熱したときの果肉のやわらかくなり方も変わります。
そのため、使うりんごに合わせて砂糖の量や切り方、加熱時間を調整しています。
紅玉は比較的果肉がやわらかいので、大きめに切って短時間で煮上げました。
あまり長く加熱すると形が崩れてピューレになってしまうので、果肉の状態を見ながら仕上げます。
同じレシピでも、材料の状態に合わせて少し調整することが大切だと感じています。
パイ生地は毎年少しずつ作り方を見直しています
クラシックアップルパイの配合は、現在のものに落ち着いてから変えていません。
それでも、作り方には毎年少しずつ手を加えています。
パイ生地は、生地を伸ばすときの力加減や折り込み方、温度管理などによって、焼き上がりが大きく変わります。
特にこのクラシックアップルパイは、層が大きく膨らむのが特徴なので、ひとつひとつの工程が重要です。
これまでにおそらく700台ほど焼いてきましたが、今でも作るたびに気づくことがあります。
長く作っているからといって、いつもまったく同じ作業を繰り返しているわけではありません。
より作りやすく、安定して焼ける方法を探しながら、少しずつ改良を重ねています。
動画にすることで伝わること
パイ生地の作り方には、文章だけでは説明しきれない部分がたくさんあります。
例えば、生地のかたさや伸ばし方、折り込みの際の手の動きなど。
文章では「伸ばして三つ折りにする」と簡単に書けますが、実際にはいくつものポイントがあります。
以前はこうした部分を言葉で説明することに苦労していました。
ところが、動画で作り方をご紹介するようになってからは、レッスンを受けてくださった方の再現性が格段に上がりました。
動画で実際の作業を見ていただけることは、パイ作りでは特に大きな意味があると感じています。
贈るアップルパイ
今回はプレゼントとして焼きました。
何百台も焼いてきたアップルパイですが、プレゼント用となると緊張します。
食べてくださる方のことを考えながら作る時間も、お菓子作りの楽しみのひとつです。
これまで多くの方に食べていただき、作っていただいてきたクラシックアップルパイ。
今年もこうして焼くことができて、うれしく思います。
オンラインレッスンに新しい動画を追加しました
今回焼いたクラシックアップルパイの動画を、オンラインレッスンの専用サイトに追加しました。
すでにレッスンをご購入いただいている皆さま、大きな変更点はありませんが、クラシックアップルパイ2026の動画もご覧くださいね。
レシピの配合や作り方は変わっていませんので、これまでのレシピをそのままお使いください。
https://kouglofkfy.stores.jp/items/68d0bf7769659235631bf1f1