こんにちは。
急に寒さが増してきましたね。
カイロの出番です。
米粉で作るパリブレスト
米粉のシュー生地を使って、パリブレストを作りました。
シュークリームの応用編ともいえる、華やかで存在感のあるシュー菓子です。
リング状に絞ったシューをふっくら焼き上げ、たっぷりのクリームをはさんだ姿は、まさに特別感のあるひと品。
見た目の華やかさがある分、シュークリームより少しだけ工程が多く、何度か作り直しをしながら完成させました。

美しく仕上げるためのこだわり
パリブレストは、ぐるりとリング状に絞るシュー生地の「サイズ」と「バランス」がとても大切。
リングの直径がわずかに変わるだけで、見た目の印象が大分変わります。
試作を重ね、型紙の大きさを調整しながら最終的な形を決めました。
また、絞り出しに使う口金のサイズも重要です。
ほんの0.1ミリの違いで、生地の太さや焼き上がりのサイズが変わります。

パリブレストは小さなポイントの積み重ねで完成度が決まる、奥深いお菓子です。
その細かなコツやポイントを、動画レッスンで丁寧に解説しています。
クリームを引き立てるための生地
「シュー生地の役目は、クリームをおいしく食べさせること」
昔本で見た、この言葉を思い出しながら作っています。
伝統的なパリブレストのクリームは、カスタードにバターを加えたクレーム・ムースリーヌ。
そこにプラリネペーストを混ぜた、濃厚で重厚感のある味わいが特徴です。
私も一度その本格的なスタイルで作ってみましたが、少し重たく感じてしまいました。
そこで今回は、焼きたてのサクッとしたシュー生地に、とろりとなめらかなカスタードを合わせて、軽やかで食べやすいバランスに仕上げています。
レッスンのご案内
パリブレスト作りのコツを、動画でわかりやすくお伝えしています。
PDFレシピと、リング型をきれいに絞るための型紙付き。
焼きたての香ばしいシュー生地と、とろけるカスタードの組み合わせを、ぜひお楽しみください。
👉 https://kouglofkfy.stores.jp/items/690aea58f3d6ddb7e382275a